【2019年】

(11月1日)
国民民主党山形県連は1日、山形県寒河江市で常任幹事会を開き、野党統一候補の芳賀道也氏が勝利した7月の参院選に
ついて分析した。選挙区では芳賀道也氏が初当選したものの、比例代表では国民民主への得票が伸び悩んだことについて
総括、「自民党県連や立憲民主党県連が倍の票を集め、県内組織のない、れいわ新選組が2万票を集めたことに注視すべき
だ」などとした。
国民民主の得票については、県民に顔の見える運動をすることや、地方議員拡大に向けた候補者発掘のスキームをつくる
−など短・中期にわたる2つの対策が必要だとし、今後、具体的な検討を進める考えだ。
次期衆院選について「1〜3区ともに候補者を擁立していきたいが、(勝利するには)野党統一候補が必要だ」(青柳安展
代表)と強調。舟山康江参院議員を中心に、立民や社民に連合山形を加えた3党1団体での候補者擁立を進めていく考えを
示した。
17日告示の米沢市長選には、無所属で出馬予定の元衆院議員、近藤洋介氏を「(組織的な対応ではなく政治家)個々人の
立場で応援していく」とした。

(11月2日)
自民党の石破茂元幹事長、国民民主党の玉木雄一郎代表、立憲民主党の山尾志桜里衆院議員が2日、都内で開かれた憲法
に関する市民主催のトークイベントにそろって出演し、国会の憲法審査会での議論を活性化させるべきだとの認識で一致
した。
衆院憲法審査会は31日、河井克行前法相の辞任による混乱で質疑が取りやめになった。山尾氏はこの状況に疑念を呈し
「大臣の辞任とかに関係なく、本来はやるべきもの」と問題提起。石破氏は、過去に参考人の憲法学者と審査会で応酬した
経験を紹介し「時間があるなら自由討議をやればいい」と応じた。玉木氏も「それぞれの立場で自由討議すればいい」と
した。
9条については、玉木氏が「一字一句変えないことは護憲につながらなくて、むしろ、安倍晋三首相の言っているいい加減
なことと共犯関係にある」と述べ、教条的な護憲論と、首相が唱える9条への自衛隊明記案を併せて批判。
山尾氏が、立民内の憲法論議について「積極的にやると(綱領などに)書いてあるが、実際は『今は変えなくていい』と
いう風に言いぶりを変えて(しまう)」と消極性を嘆く場面もあった。

(11月5日)
国民民主党の小沢一郎衆院議員が5日、公式ツイッターを更新。寄付・香典をめぐる疑惑などの菅原一秀前経済産業相に
続き、河井克行法相が違法買収疑惑で辞任した際も繰り返された安倍晋三首相の「任命責任は私にあり…」という謝罪に
ついて「実は何とも思っていない」と苦言を呈した。
小沢氏は、第2次安倍晋三政権発足後、不祥事や失言での閣僚辞任がある度に繰り返される「任命責任は総理大臣たる私に
あり…」という発言が計49回にも及ぶという記事を引用。「総理は、閣僚が法を破ろうが何をしようが、実は何とも
思っていない。直後はしおらしい演技。しばらくするとけろり。反省ゼロで何度でも繰り返す」と指摘した。
さらに、小沢氏は「不正が多すぎて国民の中にも免疫ができつつある。自分達がやりたい放題やるために、国民を不正に
慣れさせ、政治への関心を失わせることが最終目標だろう」と嘆いた。
近年では2017年4月の「(東日本大震災は)東北でよかった」発言が物議をかもした今村雅弘復興相、同年7月の南
スーダン国連平和維持活動の日報をめぐる問題で引責した稲田朋美防衛相、今年4月の「復興以上に大事なのは(自民党
衆院議員の)高橋さん」発言の桜田義孝五輪相らの辞任の際にも「任命責任は私にあり…」が繰り返されていた。

(11月9日)
野党統一会派の岡田克也元副総理が野党勢力の再結集に向け、精力的に動いている。融通の利かない「原理主義者」と
煙たがられる向きもあるが、これまで旧民進党が分裂しても特定の政党に属さず、散りぢりになった議員をつなぐ接着剤の
役割を務めてきた。今秋には立憲民主党や国民民主党など旧民進勢力が統一会派の結成にこぎつけただけに、岡田氏は
会派内の若手議員を対象とした政治塾も開き、一体感の醸成に腐心している。
「多くの先輩の話を聞いて、そこからヒントを得て、自らの地元活動の参考にしてもらいたい。党の異なる議員間の交流を
促すことで、一体感を持ってもらうことも期待している」
岡田氏は10月24日配信のブログで、前日の23日に立ち上げた政治塾の狙いをこう説明した。
政治塾は、統一会派に所属する新人議員を対象に、次の衆院選に向け、強い選挙基盤を作ることを主眼としている。岡田氏
が発案し、呼びかけ人には野田佳彦前首相、中村喜四郎元建設相、江田憲司衆院議員ら、衆院選挙区で連続当選を重ねた
重鎮が名を連ねる。
23日の初会合には、統一会派内の新人議員18人が参加した。岡田氏は会合で「政権交代を目指している中、選挙区で
どれだけの人が勝てるかが大事になる」と語り、どのような政治情勢でも地元で勝ちきる基礎体力を作るよう呼びかけた。
初回は国民民主党の玉木雄一郎代表が講師を務め、地元での日常活動の大切さや、無党派層を意識したインターネットの
活用法などを説いた。
岡田氏は旧民進党分裂後、立民や国民などに参加しない議員を集めた国会会派「無所属の会」で代表を務め、バラバラに
分かれた仲間が再結集する機会を探ってきた。「一強政治の打破」という政治信条を成し遂げるためには、巨大与党に対抗
する野党勢力の結集が必要と考えたのだ。
それだけに、9月に結成された統一会派への思い入れは人一倍強い。
「私はかなり良い議論ができたと思う。役割分担もしながら、統一会派の成果が出た予算委員会だった」
岡田氏は10月17日の記者会見で、統一会派として今国会で初めて臨んだ衆参両院の予算委について満足げに振り返った。特に、約2年7カ月ぶりに衆院予算委の質問に立った立民の辻元清美幹事長代行の追及ぶりを「芸術品」と絶賛した。
岡田氏は「接着剤」としての役割を担うため、今後もしばらくの間は無所属で活動するという。「自分で手足を縛るつもりは
ない。大きな固まりを作るために最善の道を常に行きたい」と意気込む。
ただ、信念を曲げない性格から原理主義者の異名を持ち、自由気ままに評論家然と構えて行動する岡田氏には身内からも疑問
の声が上がる。
河井克行法相が辞任した10月31日、今後の国会運営をめぐり与野党が激突し、国会は空転した。報道各社の野党担当記者
は国会取材に翻弄されたが、岡田氏はこうした情勢に目もくれず、自身が定期的に開いている記者会見を予定通り行った。
立民幹部は、岡田氏が毎週開く会見を「どこの政党にも所属していないのに、どういう立場で開いているのか。重鎮だから
みんな黙ってみているが、他の人なら許されない」と突き放す。
自由党の国民への合流交渉をめぐり、合流に反発する国民の国会議員を岡田氏らが立民にスカウトし、玉木氏ら国民幹部を
激怒させたこともあった。
とはいえ、かつて立民の蓮舫副代表から「一緒にいて本当につまらない男」と評され、政界では「1円単位で割り勘を求める
男」として有名な堅物にとって、そうした声もどこ吹く風だ。
ある国民民主党の参院中堅は、沈思黙考した上で、自由自在に政界を動き回る今の岡田氏をこう評した。
「まるで仙人のようだ」

(11月10日)
国民民主党の玉木雄一郎代表は10日、首相主催の「桜を見る会」を巡り、招待の基準が不透明だとして国会で追及する考えを
示した。安倍晋三首相の地元後援会メンバーを多数招いているのではないかとの共産党の指摘を踏まえ、岐阜県大垣市で
記者団に「後援会旅行(費用)の肩代わりなら、税金を使った買収に見える」と批判した。
桜を見る会の招待者や予算額について「安倍政権になって明らかに増えている」と指摘。
「誰をどのような基準で選んだのか、政府に説明を求めたい」と述べた。
与党が早期の衆院通過を目指す日米貿易協定承認案に関しては、今国会での承認反対を明言した。

(11月11日)
国民民主党の小沢一郎衆院議員が11日、公式ツイッターを更新。8日行われた参院予算委で、東京・新宿御苑で開催されて
いる「桜を見る会」に安倍晋三首相の地元山口県から支持者850人が貸し切りバスで参加したことなどが野党側から指摘
され、「税金で運営されている会が後援会活動になっているのでは」と批判が起きていることに関して「権力の私物化の最終
形態」と苦言を呈した。
小沢氏は「ある意味で『権力の私物化』の最終形態だろう。地元後援会850人を、飲食を伴う政府主催のお花見に御招待。
全部税金。証拠はきれいに隠滅」と投稿。桜を見る会の招待者は「各界で功績、功労のあった人」が対象になっていることを
踏まえ、小沢氏は「たまたま各界の功績ある方々が地元後援会にいたと」と皮肉を込めた。
小沢氏は「この総理の感覚は麻痺している。問題は、国民の感覚まで麻痺したら、この国はついに終わりということである」
と危機感をつづった。

(11月12日)
国民民主党の玉木雄一郎代表が「家計第一・全国ツアー」と銘打った全国行脚を18日から開始する。大型モニターを搭載
したトラックを導入し、データを示しながら経済政策などを訴える。次期衆院選に向け、全国の街頭で政策の「見える化」を
進めたい考えだ。

(11月13日)
国民民主党の玉木雄一郎代表は13日の会見で、安倍晋三首相の「私物化」が問題になっている「桜を見る会」について、
「廃止を含めて検討していくことが大事」との認識を示した。
旧民主党政権でも、10年の鳩山政権で「桜を見る会」が行われたが、玉木氏は「(当時も)各議員に4人ほどの推薦枠が
あった。私自身も世話になった方を連れて行った」と述べ、議員の「推薦枠」は以前から存在することを明かした。そんな
経緯を踏まえて「民主党政権を含め、(招待者の)選考基準があいまいなところがあるのは事実だ」と、認めた。
桜を見る会の招待者の決定過程について、政府側は「各省庁の意見を踏まえ、功績があった方を幅広く招待する」として
いる。それにもかかわらず、以前から招待者の基準が不透明だったことが、徐々に浮き彫りになってきた。
一方で、玉木氏は民主党政権時代は、内閣官房や党からの通知で、事後の公開を前提に推薦名簿の提出が求められていたと
述べた。招待者は民間人を優先することや、人選が偏ったり同じ人が連続して招待させることを避けるよう求められたとも
主張。「国民に疑念が持たれないように」との通知もあったとしている。
野党が問題視している安倍首相の地元後援者の「桜を見る会」出席をめぐっては、バス17台をしつらえ、800人以上が参加
したとされる。玉木氏は「ウグイス嬢も含まれていたと聞く。規模と質において異質な気がする」と指摘、事実確認を進める
構えを示した。

(11月14日)
13日に来年度の開催の中止が発表された首相主催の「桜を見る会」をめぐり、野党側は、中止で幕引きにはならないと攻勢
を強めている。
国民民主党の矢田議員は、「桜を見る会」にどのような問題があったのか、政府が説明責任を果たすべきだと指摘した。
国民民主党・矢田わか子議員「予算に対して、執行率が3倍以上になっている。この現状に対して、なぜ何も手を打って
こなかったのかということについて、大きな問題があると思っています。これまでどうだったのかということを明確にし、
説明責任を果たす。これは政府の責任のもとにおいて必要だと思います」
内閣府・大塚幸寛官房長「(支出額増加は)これは1つには、やはりそういった1つ1つの、あくまでも必要性を積み上げた
結果であるということ」
野党側は安倍首相の国会での説明を求めていて、さらに追及を強める方針。
国民民主党・原口国対委員長「これ、中止が発表されましたけれども、中止したからといって、やったことがなくなるわけ
ではありません。疑惑がなくなるわけではなく、安倍晋三衆議院議員が、公選法、または政治資金規正法に違反する行為を
行っていたのではないか」
野党側は、「桜を見る会」の前夜に高級ホテルで行われた、安倍首相の後援会主催の夕食会の費用がどう会計処理されたのか
に力点をおいて、14日も追及チームの会合を開くことにしている。

(11月16日)
国民民主党の玉木雄一郎代表は16日、相模原市で記者団に、桜を見る会を巡る安倍晋三首相の説明に関し「十分納得でき
ない。国会に出てしっかりと説明することを求めたい」と述べ、拒めば国会運営全体に影響する可能性もあると指摘した。

(11月17日)
国民民主党岩手県連は17日、盛岡市内で臨時大会を開き、小沢一郎衆院議員(岩手3区)の県連代表就任を正式に決めた。
小沢氏は「国民の生活が第一だ。国民のための政権になるよう全力を尽くしていきたい」とあいさつした。
県連代表を務めていた元衆院議員の黄川田徹氏が、小沢氏が率いた旧自由党との合併に反発して5月に離党して以降、代表は
不在だった。

(11月18日)
■国民民主党の小沢一郎衆院議員(発言録)
今、年明けの解散・総選挙がささやかれている。しかし、その解散権を持つ総理大臣をみていると、もうこれは政策以前の
問題だ。日本のトップリーダーとしての資質を問われている現状だ。長い長い権力が、なおさら彼の本性を現れさせた。
「安倍(晋三首相は)はけしからん」と言っても犬の遠ぼえだ。野党で言っていても始まらない。総選挙で勝って政権を
取り、そして国民、地域のために働く。それが政党政治家の役割だ。そのためには党として野党が一つにまとまり、自民党に
代わる政権の受け皿を作り上げること(が必要だ)。私ども旧自由党が国民民主党に入れてもらったが、それは野党結集の
一歩に過ぎない。年明けの解散・総選挙がささやかれている今日において(野党結集は)急務だ。(18日夜、愛知県安城市
であった同党議員のパーティーで)

(11月20日)
国民民主党は20日、桜井充元財務副大臣(参院宮城選挙区選出)が9月末に提出していた離党届の受理を決めた。桜井氏は
国民や立憲民主党などが今国会から立ち上げた参院の統一会派には残留する。

(11月21日)
国民民主党の大塚耕平参院会長は21日の記者会見で、統一会派を組む立憲民主党との政党合流について「現状を踏まえると、
別のやり方も含めて模索しなくてはいけない」と述べ、早期の合流論をけん制した。統一会派の結成後も、参院側は両党の
足並みが乱れがちであることを踏まえた発言とみられる。
大塚氏は「別のやり方」について、「政権担当期間中に、ワンイシュー(一つの課題)で結集することがあってもいい」と
指摘。党合流でなく、立憲や国民などによる連立政権も選択肢との認識を示した。
また、連合の神津里季生会長も21日の記者会見で「党合流は拙速を避けるべきだ。(次期衆院選の)選挙区調整は、共産党
とは一線を画すべきだ」と述べた。

(11月26日)
国民民主党の玉木雄一郎代表は26日、インターネット番組の収録で、立憲民主党との合流について「全く未定だ。(共同)
会派での活動を深めていくことが、今やることだ」と強調した。
「一つの党になるより、それぞれカラーを出しながら力を合わせていく方が、多様化した社会には合っているのではないか」
とも語った。

(11月27日)
国民民主党の玉木雄一郎代表は27日の記者会見で、未婚のまま子どもを持つひとり親家庭の就学を支援するため、大学等修学
支援法の改正案を提出する考えを明らかにした。
会派を同じくする立憲民主党などと今国会中の共同提出を目指す。
同党によると、来年4月から始まる大学など高等教育の無償化では、未婚のひとり親家庭は結婚経験のあるひとり親家庭と
比べて支援額が低く見積もられる。改正案は平等に支援を受けられるよう規定を見直す。玉木氏は「現在の制度は格差を放置
するものであり、容認できない」と語った。

(11月28日)
国民民主党県連は27日、常任幹事会を開き、想定される次期衆院選の静岡5区から立候補予定者に、元銀行員の小野範和氏
(46)を選出した。同日中に党本部へ上申し、認められれば、小野氏は5区の選挙区支部長に就任する。
これにより同党県連は、旧民主党出身で無所属のまま自民党二階派に所属する現職の細野豪志氏(48)と真っ向から対決
することになる。
県連の榛葉賀津也会長は終了後の会見で「全会一致で決定した」と選考過程を説明。小野氏は「信頼を勝ち得ていけるよう
頑張っていく」と決意をにじませた。
5区にはそのほか、自民党現職の吉川赳氏(37)=比例東海=が出馬を予定。立憲民主党からは、県連副幹事長の徳川家広
氏(54)の出馬も取り沙汰されおり、県内の最注目区になるとみられる。

(11月29日)
国民民主党の小沢一郎衆院議員が29日、ツイッターに新規投稿。安倍政権について「全ての道は『利権』に通ず」と「全て
の道はローマに通ず」とのことわざを引用した。
小沢氏は、下村元文科相が英語民間試験の必要性を強調するとのニュースを引用し、「既に報ぜられている業者との癒着の
疑惑についての説明が先ではないか」と下村氏に説明を求めた。さらに小沢氏は「加計学園からの献金問題同様、説明責任を
果たさぬつもりだろう」と投稿。
「もはや何を言っても説得力がない。沖縄の辺野古移転もそうだが、この政権において、全ての道は『利権』に通ず」と
断じた。