【2019年】

(2月1日)
国民民主党玉木雄一郎代表は1日、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」代表の野田佳彦前首相と衆院議員会館で
会談した。
野田氏が唱えている超党派での政策勉強会設立など野党連携の在り方について意見交換した。

(2月2日)
国民民主党の玉木雄一郎代表は2日、厚生労働省の統計不正問題を巡り、根本匠厚生労働相の罷免を求めるとともに、安倍
晋三
首相の任命責任を追及する考えを強調した。隠蔽行為などが次々と明らかになっているとして「根本氏は辞めるべき
だし、首相の任命責任も厳しく問われる」と奈良市で記者団に語った。4日から始まる衆院予算委員会審議で、統計不正
問題の真相解明に努める姿勢も示した。
厚労省の担当室長が賃金構造基本統計の不正を隠蔽していたことに関し「(不正があった同省の)毎月勤労統計も組織的な
隠蔽の疑いが強まった。底なしの不正の様相を呈してきた」と指摘した。


(2月3日)

国民民主党の白石洋一副幹事長と浜口誠参議院議員は3日、国会議員不在県連支援の一環として徳島県連を訪問した。
徳島県連代表を務める庄野昌彦県議会議員の事務所で約150人の支援者を前にあいさつした白石幹事長は、「庄野県議は
6期24年間県議会として活躍してきた。7期目の挑戦も民主党、民進党の継続政党である国民民主党の公認候補として
立つことを決意してくれた。私はその決意に敬意と感謝を込めて、今日参加させて頂いた」と述べ、公認内定者でもある
県連代表の日ごろの取り組みに敬意を表した。


(2月4日)

国民民主党は4日、衆院本会議終了後、国会内で記者団向けに5日の衆院予算委員会についてブリーフィングを実施した。
ブリーフィングでは基本的質疑に登壇する玉木雄一郎代表、階猛議員、山井和則議員と締めくくり質疑に登壇する後藤祐一
議員がそれぞれ質問要旨を説明した。原口一博国対委員長が進行し、予算委員の西岡秀子議員を紹介した。

(2月5日)
国民民主党は5日、地方組織の幹部らを集めた全国幹事会などの合同会議を党本部で開き、玉木雄一郎代表が自由党との
連携方針や夏の参院選での野党協力について説明した。出席者からは自由党の小沢一郎共同代表と連携することへの懸念
の声も出たが、表だった異論はなくおおむね了承された。
玉木氏は会議冒頭で、「自民党に代わるもう一つの選択肢を作るのが大きな責任だ」と述べ、国会で自由と統一会派を結成
したことに理解を求めた。これに対し、出席者からは「(旧民主党を割って出た)過去の経緯があるが大丈夫か」など小沢
氏との協力を不安視する声もあったが、「感情を乗り越えるので大義を打ち出してほしい」など前向きな意見も多く出たと
いう。
玉木氏と小沢氏は、地方組織から一定の理解を得たことで、党合流に向けた政策協議に弾みをつけたい考えだ。ただ、会合
では「合流」という言葉は使われなかったといい、両氏が党合流に向けて動いた場合に異論が出る可能性もある。

(2月6日)
国民民主党は6日の総務会で、夏の参院選東京選挙区(改選数6)に立憲民主党から出馬するために離党届を出した塩村
文夏
元東京都議(40)について、除籍処分とする方針を決めた。党倫理委員会での協議を経て正式決定する。
次期衆院選広島3区の公認内定は6日付で取り消した。


(2月7日)
立憲民主党に入党届を提出した国民民主党藤田幸久参院議員(茨城選挙区)は7日、国民執行部の慰留には応じず、改選
を迎える今夏の参院選にはあくまで立憲公認で出馬を目指す意向を示した。
国会内で記者団に語った。
藤田氏は国民に離党届を出したが受理されておらず、立憲側は推移を見守っている段階。藤田氏は立憲への移籍が茨城
選挙区での野党議席死守の「残された方法」だと述べ、国民にも支援を求める考えを示した。

(2月8日)
国民民主党玉木雄一郎代表は8日、連合傘下の電機連合が東京都内で開いた議員団会議に出席し、自由党との統一会派
結成などの連携強化について「自民党に代わる選択肢を作るために協力できる政党や会派とは協力をしていく。その
第一歩だ」と説明した。会議後、玉木氏が記者団に明らかにした。
会議は非公開。関係者によると、出席者は地方議員が中心で、統一地方選に向けた連携などを確認した。

(2月10日)
支持率低迷にあえぐ国民民主党内で、日本維新の会との連携を模索する動きが浮上している。
統一会派や合流、維新「創業者」の橋下徹前代表をトップに迎える新党構想などがささやかれているが、実現するかは
不透明だ。
国民は1月、自由党との合流を目指し、衆参両院で統一会派を結成した。
国民の参院ベテランは「自由党との合流は第一歩。いずれは維新とも一緒になる」と野党再編に意欲を示す。既に水面下
で維新側に打診し、一部幹部から前向きな反応を得ているという。
前回衆院選で、国民の前身の旧希望の党と、維新が比例代表で獲得した票を合計すると、立憲民主党を上回り、2016年
参院選の比例で旧民進党が得た票も超える計算だ。
ただ、維新側には国民との連携に慎重論がある。憲法改正推進など独自色が薄れるためだ。国民側も維新に接近すれば
立憲、共産両党との選挙区調整が難しくなるのは避けられない。
一方、橋下氏は昨年9月の民放番組で「野党が一つになるために(維新は)なくなればいい」と発言。同11月には国民の
前原誠司
元外相の仲介で橋下氏と自由党の小沢一郎代表が会談し、国民の党内で「橋下新党」への期待感が広がった。
国民の玉木雄一郎代表と小沢氏は7日放送のインターネット番組で、橋下氏と対談。玉木氏が「発信力がある」と橋下氏を
持ち上げ、小沢氏も「全野党をまとめるリーダーに」と国政進出を促したが、橋下氏は「(おだてるのは)やめてくだ
さい」とけむに巻いた。
橋下氏と最近接触した国民幹部は「彼は安倍晋三首相とは戦わないだろう」との見方を示し、待望論過熱にブレーキを
かけた。

(2月11日)
国民民主党羽田雄一郎参院議員(長野選挙区)は11日、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」を退会
する意向を明らかにした。
長野市内で開かれた、夏の参院選での野党候補一本化を掲げる市民団体の会合に出席し、「今の安倍政権は戦争に向かって
いるようにしか見えない。安倍晋三首相を参拝させようとしている方が多い中でやめるべきだと考え、手続きに入る準備している」と語った。
羽田氏は議連の副会長を務め、野田政権の国土交通相在任中を含めて靖国神社に集団参拝してきた。今夏が改選期で、長野
選挙区の改選数が1人に減り、自民党の元衆院議員の新人との激戦が予想される中、立憲民主党や共産党などに配慮する
狙いとみられる。

(2月12日)
国民民主党の平野博文幹事長と自由党の小沢一郎代表は12日、国会内で会談し、合併に向けた政策協議をスタート
させた。国民民主党が昨年5月の結党時に策定した基本政策を踏襲し、合併後の新党の政策をまとめることで一致した。
すでに小沢氏は、国民民主党の玉木雄一郎代表と2月中の合併を目指すことで合意しており、この日程を念頭に政策協議
を進める。
12日の協議では平野氏が「わが党の基本政策をベースに協議してほしい」と求め、小沢氏も了承した。協議後、小沢氏
は「(調整が必要な点が)ほとんどない」と記者団に語り、早期の合意に意欲を示した。
両党は原発問題などに関し主張の隔たりがある。国民民主党は原発再稼働を限定的に認めるが、自由党は反対の立場だ。
ただ、国民民主党の基本政策には再稼働の可否への言及はなく、今後の協議では、基本政策にある「2030年代原発
ゼロ」などの文言を軸に調整が進む公算が大きい。
一方、小沢氏は11日、自身が主宰する政治塾の講義で、合併の狙いを「立憲民主党と並ぶ勢力にすることによって、
永田町の力学的に(野党の)結集がやりやすくなる」と説明した。

(2月13日)
国民民主党は13日の総務会で、藤田幸久参院議員が提出した離党届の扱いの協議を見送った。小林正夫総務会長は記者団
に「平野博文幹事長がまだ(藤田氏に対し)聞くべき内容があるのだろう」と説明した。
党執行部は引き続き藤田氏を慰留する構えだ。
参院では現在、立憲民主党と国民民主党が27人の同数で野党最大会派となっており、藤田氏が会派を抜ければ立憲民主党
が単独野党第一会派に就く。藤田氏は立憲民主党入党を目指す考えを表明している。

(2月14日)
野党6党派の幹事長・書記局長は14日、野党共闘を仲介する「市民連合」の代表者と国会内で会談した。春の大型連休前後
に、市民連合と各党が、同内容の政策協定を個別に締結する方針を確認した。夏の参院選で32ある改選数1の「1人区」の
候補を統一するためで、協議を急ぐ。
この勢力の枠組みでは、2016年参院選の際に全32の「1人区」で候補を統一しており、立憲民主党や国民民主党はその再来
を狙う。一方共産党は「本気の共闘」を掲げ、政党間でも協定を締結すべきだとの立場。その溝が埋まるかが焦点だ。
会談後、立憲の福山哲郎幹事長は「まずは市民連合が一定の共通政策で各党と合意するのが一番適切だ」と述べる一方、
共産の志位和夫委員長は記者会見で「どこまで一致してどこが一致しないか確認するのは政党間でやらないとできない」
と語り、認識の違いが出た。

(2月15日)
国民民主党平野博文幹事長と自由党の小沢一郎代表は15日、国民民主党本部で会談し、合併に向けた2度目の政策協議
を行った。平野氏は国民民主党が結党時に策定した基本政策のうち原発や憲法などの項目について説明し、賛同を求めた。
次回の協議で小沢氏が自由党の立場を述べ、合意文書の文言調整に入る。
平野氏は、両党間で主張に違いがある原発再稼働の可否については言及せず、党の基本政策にある「2030年代原発
ゼロ」の目標などについて説明した。合意文書でも再稼働問題には触れない公算が大きい。
小沢氏は会談後、「基本の方針にたいした違いはない。あとはどういう表現にするかだ」と記者団に語り、早期合意を
目指す姿勢を重ねて示した。一方、連合の神津里季生会長は15日の記者会見で「政策の違いを際立たせるのはおろかな
ことだ」と述べ、政策協議の進展を評価した。

(2月16日)
国民民主党と自由党が大筋で合意した合流構想を巡り、かつての師弟の因縁が浮かび上がる。小沢一郎自由党代表(衆院
岩手3区)と国民の階猛氏(衆院岩手1区)。政治行動を共にした2人は、2012年の旧民主党分裂で決別。小沢氏は党を
離れ、階氏はとどまった。その後の衆院選では階氏に小沢氏が刺客を立てた経緯も。野党再編の動きに過去の確執が影を
落とす。
「合流には大義が見いだせない。野党の大きな固まりをつくるどころか、逆に遠ざかっている」
通常国会が召集された1月28日、初めて開かれた国民と自由の合同会派総会。階氏は小沢氏の面前で合流構想を批判した。
階氏は小沢氏に見いだされて政界入り。岩手の強力な「小沢地盤」の一翼を担った時代があった。
総会では「小沢代表は政界に導いてくれた恩師」と振り返りつつ、小沢氏が引き金となった旧民主党分裂に触れ「過去を
踏まえると(分裂の)総括が必要だ」と師に迫るように語った。
両者の因縁は深い。旧民主党を離れた小沢氏は、直後の12年12月の衆院選で階氏に対し、達増拓也岩手県知事の妻を対立
候補に擁立。小沢氏勢力の分裂選挙の末、階氏が辛勝した。
その後も岩手の国政選挙や知事選では、小沢氏と階氏らかつての同門の動きが鍵を握った。16年参院選岩手選挙区では、
微妙な距離感が共闘の素地となり野党統一候補が議席を得た。

小沢氏は「野党が一つになって安倍政権を倒してくれというのが圧倒的な声だ」と階氏の批判を意に介さない。合流へ
かじを切ったことには「立憲民主党と国民の支持率の差が大きい。国民にエネルギーを注入して活力をつける必要がある」
と話す。

国民執行部は、選挙に精通するとされる小沢氏の手腕を取り込むことで相乗効果を見込む。合流に向けた政策協議を急ぐ
方針だ。
国民関係者によると、階氏は合流反対を貫く構え。かつての身内の距離は野党結集の度合いを測る一つの物差しではある。

(2月18日)
衆院予算委員会で18日、集中審議が開かれ国民民主党の第1番手として玉木雄一郎代表が質問に立ち、(1)ノーベル
平和賞へのトランプ大統領推薦(2)政府統計(3)骨髄バンクのドナー支援――などについて安倍総理らにただした。
 玉木代表は冒頭、安倍総理がノーベル平和賞にトランプ大統領を推薦との報道を受けて、事実関係や推薦した場合の理由を
確認した。それに対して総理は、「トランプ大統領は北朝鮮の核ミサイル問題の解決に向けて果断に対応しており、
そのリーダーシップを高く評価をしている」などとトランプ氏を評価。ただし、事実関係については、ノーベル委員会が
ノーベル平和賞の推薦者と被推薦者を50年間公表しないことを理由にしてコメントを控えた。その一方で「事実ではない
と申し上げているのではない」と表明し推薦の可能性を否定しなかった。

毎月勤労統計の対象中規模事業所に関して2015年1月時点で「全部入れ替え方式」だったものが、2018年1月に
「部分入れ替え方式」に変更されていく過程での総理官邸や経済財政諮問会議の関与事例を玉木代表は示し、「まさに官邸
主導、政治主導で厚生労働省や統計委員会の議論さえ押し切る形で自分たちに都合のいい統計手法に変更していく流れが
作られたのではないか。アベノミクスの成功を演出するための統計改革という名を借りた恣意的な統計の操作を官邸主導
でやったのではないか」と安倍総理らの関与を追及した。これに対して総理は、「毎勤統計の調査方法の見直しは統計
委員会をはじめとする専門家の検討を経て統計的な観点から行われたもの」と述べ、自らの指示を認めなかった。


(2月19日)
国民民主党は19日、国会内でエネルギー調査会を開き、原発政策などに関する中間報告書をまとめた。原子力発電所の
再稼働について、避難計画の作成と地元の合意を条件に容認する考えを盛り込む一方、目指す社会像として「原発ゼロ」
の文言は採用せず「原子力エネルギーに依存しない社会」とするにとどめた。ただこの方針は、原発の即時撤廃を掲げる
自由党との合流協議に影響を与える可能性がある。
報告書では、昨年12月にまとめた原案の段階で記載がなかった原発再稼働に言及。「厳格な安全基準の徹底は当然のこと
として、避難計画の作成と地元の合意を必須とする」とした。
原発ゼロに関し、同日の調査会には「2030年代に原子力エネルギーに依存しない社会(原発ゼロ社会)」と、「できる
だけ早期に原子力エネルギーに依存しない社会(原発ゼロ社会)」の2案が提示された。しかし成案では原発ゼロが抜け
落ち、「2030年代を目標として、できるだけ早期に原子力エネルギーに依存しない社会を実現する」となった。
大野元裕エネルギー調査会長は記者団に「原発ゼロはイデオロギー的なところがある。連合と同じ表現にした」と述べ、
支援労組への配慮があったことをにじませた。
自由の小沢一郎共同代表は同日夕、国民の平野博文幹事長と国会内で会談し、再稼働の是非などの考え方を尋ねたが、
平野氏は中間報告書に言及せず、22日に再度説明すると返答した。

(2月20日)
立憲民主、国民民主、共産などの野党6党派の幹事長・書記局長が20日、国会内で会談し、夏の参院選の勝敗を左右する
改選1人区での候補者一本化に向けて調整を急ぐ方針を確認した。各党間の協議に関し、これまでの地方組織から党本部
レベルに格上げし、5月中の合意を目指す。
会談では、党本部レベルで2週間に1回程度、協議し、一本化で合意した候補者を迅速に公表するとした。参院選に合わせた
衆参同日選に備え、緊密に情報共有することも申し合わせた。共産党は野党間で相互支援・推薦を求めており、各党の支援
の在り方も今後、調整する見通し。


(2月21日)
国民民主党玉木雄一郎代表は21日夜、立憲民主党会派に所属する岡田克也元副総理や安住淳元財務相、衆院会派
「社会保障を立て直す国民会議」を率いる野田佳彦前首相らと東京都内の中国料理店で会食し、国会論戦での連携などに
ついて意見交換した。
岡田氏が代表を務めていた旧衆院会派「無所属の会」出身議員による会合に玉木氏が招かれた。
会食後、玉木氏は記者団に「野党の大きな固まりを作るために、できるところから連携を強化していく。少しでも固まりを
大きくしたい」と語った。

(2月22日)
国民民主党は、戦国武将にふんした玉木雄一郎代表らが登場する広報動画を制作、22日に党の公式ホームページで公開
した。
玉木氏は記者会見で「小さな軍勢が大きな敵に対して逆転勝利を収めていく戦いをイメージした」と語った。

(2月23日)
■国民民主党・玉木雄一郎代表(発言録)
(統計不正問題で)安倍晋三首相や諮問会議や「官邸筋」の関与はなかったと従来説明がなされてきたが、そのことを根底
から覆すような、(厚生労働省が統計手法の見直しを官邸関係者に報告していたとする)メールが出てきた。今までの答弁
が、全くの虚偽答弁だった可能性がある。
私自身18日の(衆院予算委員会の)集中審議で首相に、官邸が主導してアベノミクスを良く見せるための統計改革の名を
借りた統計操作が行われているのではないかと質問し、そんなことは全くないと首相はおっしゃったが、その答弁自体が
くつがえる可能性が出てきた。月曜以降の予算委で、矛盾点が多々あるから厳しく追及したい。これまでメールを出さな
かったことで空疎な時間稼ぎとも言える審議時間が過ぎたから、その分の質疑の時間を返してもらいたい。
(名古屋市内で記者団に)


(2月24日)
国民民主党の大塚耕平代表代行(党沖縄協議会座長)は24日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古
移設を問う県民投票で「反対」の過半数が確実となったことを受け、「日米両政府は結果を真摯に受け止めるべきだ」との
談話を発表した。
「沖縄では過去2回の知事選で基地建設に反対する候補が当選している」とも指摘し、「今回の県民投票の結果を軽視する
ようであれば、日本政府の対応は、基地建設問題を超えて民主主義そのものに対する姿勢の問題となる」と主張した。

(2月25日)
国民民主党は25日、無所属のアントニオ猪木参院議員(比例)の会派入りを参院事務局に届け出た。これまで参院では
国民と自由党による国民会派と、立憲民主党会派が27議席で並んでいたが、国民会派が当面、国会運営で与党との交渉を
担う野党第1会派となった。
国民は、立民に入党届を出した藤田幸久参院議員(茨城選挙区)を除籍(除名)処分とする方針。党倫理委員会での審議を
経て、来週以降に党総務会で正式決定する見通しだ。
藤田氏が処分後に立民会派に入れば、立民会派が国民会派を1議席上回って逆転し、野党第1会派になる。

(2月26日)
国民民主党原口一博国対委員長は26日の記者会見で、無所属の佐藤公治衆院議員(広島6区)が同党の衆院会派に加入
するとの見通しを明らかにした。
「会派入りを表明してくれた。歓迎したい」と語った。近く衆院事務局への届け出を行う。

(2月27日)
国民民主党玉木雄一郎代表が自由党との合併構想に対する慎重姿勢を際立たせている。党内の合併消極派への配慮が
理由だ。ただし、鳴り物入りで打ち出した構想が頓挫すれば「玉木氏の政治生命は終わり」(周辺)。土壇場で二の足を
踏むリーダーに、党幹部らはいらだちを募らせている。
玉木氏は27日、自由党との政策協議の手応えを記者会見で問われると、言葉を選びながらこう応じた。
「おおむね方向性が一致してきた。逆に言うと完全には一致していないということだ。手続きは丁寧にやらなければなら
ないので、もう少し時間もかかる」
政策協議は、国民民主党の平野博文幹事長と自由党の小沢一郎代表の間で行われ、22日に大筋合意にこぎつけた。両氏に
よる正式合意の会談さえ済ませれば、両党はそれぞれ合併に向けた党内手続きに入る。
ところが、会談の日程はいまだに固まっていない。小沢氏は26日の記者会見で「今週やらなくてはならない。(日程の)
連絡を待っている」と首をかしげた。
背景には玉木氏の尻込みがあるようだ。複数の関係者によると、玉木氏は政策協議が大筋合意に至る前後から、合併交渉を
急ぐことへの懸念を他の幹部らに漏らし始めた。27日のBS11番組の収録では「政策、理念がぶれることを心配して
いる人が多い。丁寧にコミュニケーションをして、自由党に理解してもらっている最中だ」と強調した。
党内では階猛憲法調査会長らが合併慎重論を強硬に唱えている。拙速さを印象づけないよう玉木氏が腐心するのは当然
だが、毀誉褒貶が相半ばする小沢氏と組むことを決めた以上、ハレーションは想定できていたはずだ。玉木氏に近い幹部
は「決断するときは血も流れる。八方美人で政治はできない」と不満を漏らす。
やはり、旧民主党の「決められない政治」のDNAが脈々と受け継がれているのか。国民民主党の参院ベテランはため息を
ついた。
「玉木氏は最後に聞いた話が頭に残ってしまう。だから、どんどん『上書き』されて意見が変わる。鳩山由紀夫元首相の
ようだ…」

(2月28日)
国民民主党は28日、埼玉・川越駅東口クレアモール前で街頭演説会(通常国会連続街宣第6弾)を開いた。
玉木雄一郎代表、小宮山泰子代議士会長、大西健介国民運動局長、大野元裕参院議員、宍戸千絵参院埼玉県選挙区公認内定
候補予定者、山根史子埼玉県議らが参加した。

玉木代表は、国民民主党の結党に触れ「生活者、働く皆さんの視点をしっかりと持って国民の暮らしを守るために戦って
いく」と表明。そして現在は、「今の政権のおかしいところを厳しくチェックをし、行政をきちんと監視していくこと」
「自民党に代わるもう1つの選択肢をつくり、政治に緊張感を取り戻すこと」の2つにチャレンジしていると訴えた。

埼玉7区を地盤とする小宮山議員は、「国民民主党は、生活者や働く者の立場に立ち、その声を政策にし、今の『昭和の
利権誘導の政治』、だらだらと続けてきた、世界から遅れている政治を変えていかなければいけない」と訴えた。

埼玉が地元の大野議員は、入管法改正案が国会で審議された際、地方の人手不足を解消するため、東京に外国人労働者が
集中しないよう配慮する規定を付帯決議に付けさせた自らの取り組みを紹介し、「こういった対案を出すことによって、
現実的な選択肢となりたい」と訴えた。

宍戸さんは、日本を再び世界でナンバーワンとするために「この国の活用しきれていない素晴らしい技術やノウハウを
もっともっと活用できるような環境づくりをしていきたい」と国政にチャレンジする自らの意義を訴えた。