【2019年】

(5月1日)
与野党は1日の新天皇陛下即位に当たり、談話を発表した。
自民党 新天皇陛下が即位され、令和のみ代を迎える。新たな時代の幕開けを国民と共に喜びたい。これからも平和な日本
を守り継ぐことを国民に誓い、新しい時代がさらに輝き、希望に満ちたものとなるよう、国政運営のかじ取りを進めていく
決意だ。
立憲民主党 令和の時代に、国民それぞれが幸せを実感できる社会経済、「まっとうな政治」の実現を目指していく。憲法
が定める象徴天皇制が安定的に継続していくため、皇位継承など皇室・皇位に関わる重要な課題に真摯(しんし)に向き
合っていく。
国民民主党 即位された新天皇、皇后両陛下は、国民に寄り添ってこられた上皇、上皇后両陛下のご君徳を受け継いでおら
れることと拝察する。令和が平和と繁栄の時代となることを願いつつ、国民の声を聴きながら「新しい答え」をつくる決意
を新たにしている。
公明党 平和が続き国民があすへの希望と共に、それぞれの個性を輝かせていける新たな時代を開いてまいる決意だ。
天皇、皇后両陛下のご健康と皇室のご繁栄を心からお祈り申し上げる。
日本維新の会 新しい時代を切り開くビジョンを描き、国政と地方の両輪で改革を進めるために大きな役割を果たすこと
を、令和改元に合わせて決意している。
共産党 新天皇の即位に祝意を表する。象徴天皇として、新天皇が日本国憲法の精神を尊重し擁護することを期待する。

(5月2日)
共同通信社の世論調査で、自由党を吸収合併した国民民主党の政党支持率が0.9%にとどまった。4月の前回調査で国民
(1.6%)、自由(0.3%)が得た支持率の合計を下回り、合併の効果はなかった格好だ。
国民の玉木雄一郎代表は取材に「誤差の範囲だろう。わが党は低年齢層の支持が強いが、うまく反映されなかったのでは。
今後はしっかりと新しい党のカラーを打ち出していく」と述べた。
立憲民主党幹部は合併に至る過程で国民内に反対論があったことに触れ「党内の争いも影響した上、新鮮さがなかった」と
指摘。国民関係者は「参院選を控え、厳しい現実を突き付けられた」と語った。


(5月3日)
国民民主党の玉木雄一郎代表は3日、東京都内で開かれた護憲派集会で他の野党党首とともに「連帯の挨拶」を行ったが、聴衆のヤジにあった。
「令和初めての憲法記念日…」
登壇した玉木氏がこう切り出すと、聴取から「令和って言うな!」「そうだ!」「令和はいらねえぞ!」などと怒声が
飛んだ。 また、玉木氏が「皆さん、安倍晋三政権の最大の問題はなんだと思いますか」と話を振ると、ある聴衆は間髪
入れずに「令和だ」と叫んだ。
玉木氏は、安倍首相が意欲を示す憲法9条への自衛隊明記などを批判したが、立憲民主党の枝野幸男代表や共産党の志位
和夫
委員長の挨拶に比べて拍手は少なめだった。

(5月8日)
国民民主党の玉木雄一郎代表は8日夜のBSフジ番組で、都内で開かれた護憲派集会で聴衆からヤジを受けたことについて
安倍晋三政権の改憲について批判的に言ったが、一部『令和って言うな』という声がきたので、いろんな考えの方が
いらっしゃるのだなと…」と苦笑いを浮かべた。
玉木氏は番組司会者に「アウェー感はあったか」と問われると「(聴衆からの)拍手が立憲民主党枝野幸男代表や共産党
志位和夫委員長と比べて少ない印象はあった」と半ば認めつつ、「ただ、多様性が大事だ」と述べ、ヤジを飛ばした聴衆
に理解を示した。
玉木氏は3日、護憲派団体が開いた集会で「令和初めての憲法記念日…」とあいさつを始めた直後、聴衆から「『令和』
って言うな」などと罵声を浴びた。

(5月9日)
国民民主党の玉木雄一郎代表と小沢一郎氏(前・自由党代表)は8日午後、党本部で会談し、国民に合流した小沢氏の処遇
について協議した。関係者によると、玉木氏は小沢氏に総合選挙対策本部顧問の役職を打診したが、具体的な権限などを
めぐり結論が出ず、調整を続けることとした。
両氏は約50分会談した。玉木氏は同日夜、BSフジの番組で、小沢氏から「役職はいらない。選挙区情勢を説明して
欲しい」と言われたと公表。小沢氏に複数の役職を提案したことも記者団に明らかにした。

(5月10日)

国民民主党は10日、悪質クレームの被害から労働者を守るため、国全体で悪質クレーム対策を推進する「消費者対応業務
関連特定行為対策の推進に関する法律案」(通称・悪質クレーム対策推進法案)を参院に提出した。
国民民主党会派からは、川合孝典、木戸口英司、舟山康江各参院議員が参院事務総長への法案手交に参加した。
労働組合のUAゼンセンが行ったアンケート調査で、客からの迷惑行為に遭遇した人の割合が7割を超えるなど、悪質
クレーム(迷惑行為)は深刻な社会問題となっている。しかし、政府が提出し、参院で審議中の女性活躍推進法等改正案に
悪質クレーム対策は盛り込まれていない。
また、国民民主党など野党が衆院に提出した「パワハラ規制法案」は悪質クレーム対策を盛り込んでいたが、与党の反対に
より否決された。政府・与党が悪質クレーム対策に及び腰であるため、国民民主党は参院で「悪質クレーム対策推進法案」
を提出することとした。

法案提出後の記者会見で、発議者の川合孝典参院議員は「悪質クレームは一企業だけで取り組もうとしても無理な課題。
一定のルールをつくった上で、それぞれの企業が同じスタンスで取り組む枠組みをつくらなければならない。そのためには
国や行政が主導してガイドラインをつくる必要がある。」と法案の意義を強調した。また、同議員は、参院厚労委員会で
女性活躍推進法等改正案とともに「悪質クレーム対策推進法案」を審議するよう各党に求めていることを明らかにした。


(5月11日)
国民民主党の階猛(しなたけし)衆院議員(岩手1区)が11日、盛岡市であった県連の常任幹事会で離党の意向を表明
した。小沢一郎氏が代表だった自由党との合流に際して異議を唱え、参院選岩手選挙区で共産、自由、社民の3党の地方
組織が主導して決めた「統一候補」を、自党の元衆院議員に差し替えるよう求めていた。


(5月12日)
国民民主党の
玉木雄一郎代表は12日、札幌市を訪れ、原谷那美(はらや・なみ)参院選北海道選挙区公認内定者の合同
選挙対策本部事務所開きに出席し激励した。

玉木代表はあいさつで、34歳獣医師出身で政治経験のない原谷さんに「一生懸命この広い北海道全土を回って、思いを
訴え多くの皆さんの声を預かる中で、立派な候補者になりつつある」と激励した。


(5月13日)
国民民主党の玉木雄一郎代表は13日、北海道旭川市を中心に上川郡鷹栖町、美瑛町の農家を視察。他にJAをはじめ農業
団体や西川将人旭川市長を訪問し、農業政策を中心に意見交換を行った。党北海道総支部連合会代表の徳永エリ参院議員も
同行した。

(5月14日)
国民民主党玉木雄一郎代表は14日午前、北方領土へのビザなし交流の訪問団に同行した日本維新の会の丸山穂高衆院
議員
が「戦争でこの島を取り返すのは賛成か、反対か」などと元島民に質問したことについて、「日露交渉にマイナス以外
の何ものでもない。著しく国益を損ねる行為で論外だ」と批判した。国会内で記者団に語った。
丸山氏の進退に関しては「ご自身で判断されると思うが、少なくとも北方領土問題の解決の任にあたる資格はない」と
語った。

(5月15日)
国民民主党は15日の総務会で、離党を表明した階猛衆院議員への対応を玉木雄一郎代表と平野博文幹事長に一任すること
を確認した。
玉木氏らは階氏を慰留する方針。同党によると階氏は13日に離党届を提出した。

(5月17日)
国民民主党は17日、「航空保安法案」(航空機強取等防止措置に係る体制の強化のための施策の推進に関する法律案)を
立憲民主党とともに参院に提出した。国民民主党会派からは、礒ア哲史、石上俊雄、大島九州男、浜口誠各参院議員が参院
事務総長への法案手交に参加した。

本法案は、近年におけるテロリズムの発生状況、わが国における航空機の利用者数の増加の傾向を踏まえ、航空機強取等
防止措置の重要性が一層増していることに鑑み、航空機強取等防止措置に係る体制の強化のための施策を集中的に推進する
というもの。 

提出後、記者団に対して浜口議員は、「ハイジャック等、国際的なテロに対して政府が主体的に(施策に)取り組めるよう
法案にその内容を盛り込んだ。この法案で、日本人、海外から来られる皆さんに対してしっかりと空の安全を守るために
全力で取り組みたい」と述べた。

衆院に提出済みの航空保安法案との違いについては、「前回提出した際は、範囲が乗客の方だったが、今回は貨物も入れて
いる。乗客の皆さんだけではなくて、国際物流貨物も世界中を頻繁に動いているので、貨物に対してもしっかりした対応を
とっていきたい。その点を新たに盛り込んだ」と説明した。 


(5月18日)
夏の参院選で改選数3以上の選挙区をめぐり、国民民主党の方針が揺らぎつつある。「3人区以上は切磋琢磨する」(玉木
雄一郎
代表)として野党の候補者調整の対象外としてきたが、共倒れの懸念から、大阪(改選数4)、千葉(同3)、
北海道(同3)などで調整を模索する動きがでてきているのだ。可能性が指摘される衆参同日選への焦りもあり、野党共闘
の動きが急速に進んでいる。
「維新があまりにも強すぎることが分かった。丸山穂高衆院議員がアホな発言をしても関係ない。維新が2人目の候補を
出せば野党は共倒れになる」
国民民主党の参院議員はこう述べ、大阪選挙区の情勢を悲観的に分析した。
日本維新の会は、4月の大阪府知事・大阪市長のダブル選や衆院大阪12区補欠選挙を完勝した。その余勢を駆って、
参院選でも大阪で2人目となる新人の女性候補を擁立する方針だ。
維新は平成28年参院選でも大阪で2議席を獲得している。仮に維新が前回と同じ勢いを維持した場合、残る2議席を
自民、公明、共産、立憲民主、国民民主が競う構図となりそうだ。
このうち、立憲民主、国民民主の両党は、組織力で自民、公明、共産各党の後塵(こうじん)を拝している。国民民主党
幹部は「他の選挙区での“お返し”を条件に、大阪ではわが党の候補を取り下げることも視野に入れている」とささやく。
千葉選挙区でも水面下で候補の擁立見送りを求める動きがある。
立憲民主党は今回、千葉で国民民主党から除籍処分を受けた長浜博行元環境相を擁立した。国民民主党執行部は対抗馬の
選定を急いでいるが、肝心の党千葉県連幹部は「国民民主党が千葉で候補を擁立しても誰も応援してくれない。(党の支持
団体の)連合も長浜氏を推薦している」と強調。長浜氏への一本化を決断すべきだと訴えた。
逆に北海道では、この地域を金城湯池とする立憲民主党から国民民主党が支援を期待する動きがある。党幹部は「国民民主
党の候補は無所属で出馬し、立憲民主党から推薦をもらう案もある。事実上の立憲民主党の2人目の候補」と話す。
世論調査で国民民主党の政党支持率は、4月末の旧自由党との合併後も1%台に低迷したままだ。今回の擁立方針見直しの
動きは、夏の大勝負を前に、国民民主党のやせ我慢が限界に達したことを示している。

(5月20日)
国民民主党玉木雄一郎代表は20日、東京・八王子の中央大で講演し、早期の衆院解散・総選挙に備え、野党第1党の立憲
民主党が目標とする連立政権の枠組みや共通政策を明示すべきだと主張した。
近く同党の枝野幸男代表に協議を申し入れる意向も示した。
玉木氏は「衆参同日選の時には政権の在り方が問われる。枝野氏がどの政党に呼び掛け、どういう枠組みで、どういう政策
を共通にやっていくのか、決めなければいけない」と述べた。

(5月21日)
国民民主党は21日午前、憲法改正の是非を問う国民投票を巡り、政党によるスポットCMの禁止を柱とする独自の国民投票
法改正案を衆院に提出した。改憲案に対する「賛否の意見表明」の広告放送も禁じた。資金力の差が投票結果を左右する
のを避ける狙い。
企業や団体が国民投票運動に支出できる上限は5億円に規制する。外国人からの寄付は一切禁止とした。
与党などが提出した、投票の利便性を公選法にそろえる国民投票法改正案と併せて衆院憲法審査会で審議するよう求める
方針。原口一博国対委員長は記者会見し「しっかり議論し、より良い改正案に仕上げたい」と述べた。

(5月22日)
国民民主党のの泉健太政務調査会長は22日、全国知事会から参院議員選挙に向けた要請「令和の時代における新たな日本
の創生に向けた提言」を党本部で受けた。全国知事会を代表して飯泉嘉門総合戦略・政権評価特別委員会委員長(徳島県
知事)が地方分権改革の推進をはじめ、多岐にわたる提言を紹介した上で、選挙公約への反映を要請した。

(5月23日)
国民民主党の玉木代表は23日、合併に伴い国民所属となった小沢一郎・旧自由党共同代表と党本部で会談し、新たな役職
として、玉木氏が兼務する総合選挙対策本部長の相談役を打診した。小沢氏は受諾した。
玉木氏は会談後、小沢氏の起用について、「全国を回っていただき、支援組織との関係づくりや候補者の発掘に力を貸して
ほしい」と記者団に語った。

(5月24日)
国民民主党玉木雄一郎代表がツイッターで、同党の小沢一郎衆院議員の処遇を巡る一部報道に対し「いいかげんな臆測
記事を書くな。だから『マスゴミ』なんて呼ばれるんだよ」と批判する投稿をしていたことが分かった。不穏当な表現だと
の指摘を受け、既に削除した。党関係者が24日、明らかにした。
関係者によると、小沢氏が党の総合選対本部長相談役に就任すると伝えるネット記事に「『懸案』だった小沢氏の処遇
問題」「ようやく決着」といった記述があるのに反発。ツイッターで「『ようやく』決まったわけでも、『懸案』でも
ない。すべて予定どおり」などとツイートした。

(5月26日)
立憲民主党県連の芝博一代表と国民民主党県連の金森正代表は25日、四日市内で記者会見し、両党が夏の参院選三重選挙
区(改選数一)に野党統一候補として立候補を予定する新人で三重民主連合の芳野正英氏(44)を推薦することを決めたと
発表した。
参院選三重選挙区は、共産党の新人で元津市議の中川民英氏(51)も立候補を予定していたが、共産党は候補者を取り
下げる方針。これにより、三重選挙区は自民党の現職で二選を目指す吉川有美氏(45)と芳野氏による一騎打ちの見通し
となっている。
両代表らによると、推薦の決定は立憲民主が21日付、国民民主が22日付。主要野党が21日の会談で三重など八選挙区の
統一候補を決めたことを受け、両党本部が芳野氏への推薦を決めたという。両党の県連は既に芳野氏の推薦を決めていた。
芳野氏は会見で「なかなか知名度が上がらない中で統一候補という形でまとめていただき、本当にありがたく思う」と
述べた。
両党以外の野党からの支援については「三重民主連合と県内各政党による話し合いになると思っている」と語った。
また、芝代表は前回参院選で「市民連合みえ」を介して交わされた野党間の政策協定について「今回は中央が候補者一本化
を調整できたため、必要はないと考えている。
共産党から要請があれば、三重民主連合が対応すると思っている」と述べた。
一方、共産党県委員会の大嶽隆司委員長は取材に「芳野氏を擁立した三重民主連合は野党五会派の会談には入っていな
かった。市民連合みえを介して芳野氏と政策協定を結びたいと思っている」と話し、近く芳野氏側に協議を打診する考え
を示した。

(5月27日)
国民民主党福岡県連は25日に臨時常任幹事会を開き、夏の参院選福岡選挙区(改選数3)について、独自候補擁立を見送る
ことを決めた。会合後に記者会見した衆院議員の城井崇代表は「県連として擁立する判断に至らなかった」と述べた。
同選挙区ではすでに立憲民主党が現職野田国義氏の公認を決めており、今回の決定で旧民進党系の競合は回避される見通し
となった。
会合では衆参同日選の観測がくすぶる中、参院選で対抗すれば衆院選での野党連携に支障が出るといった慎重論が目立った
という。
城井氏は立民との連携を念頭に「独自候補を擁立すれば先方(立民)の支援者にどう映るかを心配した」と述べた。今回の決定について、すでに平野博文幹事長に報告。党本部が最終決定する。
擁立を巡っては、党本部が女性弁護士の擁立に動いたが、国民と立民は県連レベルで「今回の参院選は立民の野田氏が
立候補し、3年後は国民候補を優先する」との「すみ分け」による分裂回避を模索した。だが、国民本部は容認せず、県連
に対して独自候補の擁立を指示していた。
同選挙区には、自民党、共産党、公明党、幸福実現党も独自候補の擁立を決めている。

(5月29日)
国民民主党は29日の総務会で、階猛衆院議員(岩手1区)の離党届を受理した。
階氏は当面、どの会派にも属さず無所属で活動する意向を示しているという。階氏は同じ岩手選出の小沢一郎氏が代表を
務めていた自由党と国民民主の合流に反発し、13日に離党届を提出した。 

(5月30日)
国民民主党の山井和則国対委員長代行が離党を検討していることが30日、分かった。関係者によると、6月上旬にも離党
届を提出する構え。