【2020年】

(10月1日)
立憲民主党の蓮舫参院議員(52)が1日までに自身のツイッターを更新。菅義偉首相(71)が首相担当記者とのオフレコ
朝食会を催す意向であることに私見を述べた。
この日、「官邸報道室が内閣記者会を通じ、1社1人の出席制限がある定例会見の他に1社複数の首相番記者が参加できる
オフレコ朝食会の開催を申し入れた」という記事を貼り付けた蓮舫氏。
「オフレコ朝食会では話し、会見では話さない、なんてことはないと思いたいが」と、つづっていた。

(10月2日)
立憲民主党の蓮舫参院議員(52)が2日、自身のツイッターを更新。菅義偉首相(71)が政府から独立して政策提言を
する「日本学術会議」の新会員について、会議が推薦した候補者105人のうち6人を除外して任命したことを強く批判
した。
「学者の国会」とされる同会議が推薦した候補者を首相が任命しなかったのは、2004年度の法改正で会議が推薦する方式
になって以降初めてのケースだが、この日、「昭和24年施行の学術会議法では、会議は内閣総理大臣の所管だが『独立して
職務』を行うとあり、独立性が担保。菅総理が勝手に人選できるものではない。勘違いも甚だしい。断固抗議します」と、
まずつづった蓮舫氏。
続けて「安倍総理、安倍内閣は忖度や政権に都合よく公文書改ざんした官僚を昇進させてきました。その官僚人事のように、
独立した学術会議会員候補を扱った菅総理。『安倍政治を引き継ぐ』勘違いしか見て取れません」とチクリ。
「新会員候補の任免を見送る最終判断は会議を所管する内閣総理大臣。菅総理が率先して判断したのか。その理由は何か。
誰かが進言したのか、それは誰か。進言したとすれば理由は何か。なぜ、誰も止めなかったのか」と疑問を呈した上で「政権
に批判的な学者、官僚を排除し、国会は開かない。こんな内閣はおかしい、と声をあげてください」と厳しくアピールした。

(10月3日)
菅直人元首相(立憲民主党)は中国漁船衝突事件に関する3日までの共同通信の取材に対し、ツイッターを通じて「公務執行
妨害事件として、わが国法令に基づき、厳正かつ粛々と対応した。指揮権を行使しておらず、私が釈放を指示したという指摘
は当たらない」とコメントした。
前原誠司氏の前任で発生時に外相を務めた岡田克也氏(同)は9月11日発表の談話で「政府が検察幹部とコミュニケーション
を取った」と明かした上で、検察当局の判断で中国人船長を釈放したと説明した。
岡田氏は船長を起訴して裁判手続きに入れば日中の緊張関係が長期化する懸念があったと強調した。

(10月4日)
立憲民主党の枝野幸男代表は4日、金沢市内の党会合で、日本学術会議が推薦した新会員候補者6人を菅義偉首相が任命しな
かった問題について「気に入らない者を排除する。(国会で)数を持っているから何をやってもいいというのは間違った民主
主義だ」と政府の対応を批判した。
学術会議は新会員候補105人を推薦。首相は、このうち安全保障関連法などに反対した法学者ら6人の任命を見送った。
立民の福山哲郎幹事長は広島市内で記者会見し、会員は日本学術会議の推薦に基づき首相が任命すると規定した日本学術会議
法に触れ「首相が排除したとなれば法解釈を変えたことになる」と指摘した。

(10月5日)
立憲民主党の蓮舫参議院議員が4日夜、ツイッターに新規投稿。日本学術会議が政府に推薦した6人の会員候補が任命され
なかった問題で、同党の枝野幸男代表が「明確な違法行為だと断言する」と非難したことを受け、番記者との“オフレコ
朝食会”でなく「国会を開くべき」として菅首相に説明を求めた。蓮舫氏は「違法行為は、どんなに法解釈を変えても違法
行為です」と枝野代表と同様に指摘。その上で「ジャーナリストと会食して『説明』と言うのなら国会を開くべきだ。私たち
はいつでも審議する準備はできているし、説明を求め続けています」と訴えた。
この「会食」について、蓮舫氏は同日の投稿でも「菅総理とパンケーキ食べ、話したことを表にしないオフレコ懇談会。
欠席は数社。日本学術会議の人選拒否に関し、表で堂々と問うべき事態なのに、です」と疑問を呈していた。
菅首相と内容を報道しない条件(オフレコ)での朝食会は内閣記者会に常勤しているテレビ・新聞社の首相番記者が対象。
3日朝には都内のパンケーキ人気店「Eggs’n Things原宿店」で番記者と1時間半あまり懇談したことが首相動静
にも記されている。10日には2回目が予定されている。

(10月6日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員(78)が6日までに自身のツイッターを更新。安倍政権、そして菅政権と続く自民党政治を
厳しく批判した。まず、「被害者延べ1万人、被害総額2100億円を出したジャパンライフの詐欺事件で山口隆祥元会長
(78)を含めた幹部14人の逮捕は安倍晋三前首相(65)の退陣を待ったのではないか」という憶測記事を貼り付けた
小沢氏。「この国は今や間違いなく先進国でない。この8年間で稀に見る恥ずかしい国になってしまった」と嘆くと、「安倍
前総理のレガシーは、総理が何をやっても許されるように捜査機関までが忖度し、時に犯罪まで簡単に揉み消す正に最悪の
政治。一体どこでどう間違えたのか、皆が考える必要がある」と続けた。

(10月7日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員(78)が7日までに自身のツイッターを更新。日本学術会議が推薦した新会員の候補者6人
が任命されなかった問題で揺れる菅政権を批判した。
まず、「排除の論理。こんな人たちに負ける訳にはいかないんですと、国民の分断を図った前総理と同じ。批判者は見せしめ
のため徹底的に潰す。それで官僚もメディアも忖度集団に成り下がった。次の標的は学者。こういう雰囲気は最終的には民間
にも広がる。政権を批判できない最悪の社会になる。最後は国民次第」とつづると、連続ツイート。
「今こんな国になりつつあるのは戦争経験者がいなくなりつつあるということもあるだろう。戦前の言論弾圧を知らない。
同調圧力が働き、政府批判をしようものなら家に石を投げ込まれた。そういう恐怖を国民の多くは知らない。国民も不断の
努力をしないと簡単にそういう国に戻る。それがいま問われている」と警鐘を鳴らした。

(10月8日)
立憲民主党の蓮舫参院議員がツイッターのトップに、菅義偉首相が日本学術会議から推薦を受けた新会員候補者6人の任命を
拒否した件に対して「声を上げ続けてください。間違いは世論の力で正せます」との抗議投稿を固定し、8日は参院内閣委員
会があると投稿で伝えている。同党が「日本学術会議の会員任命拒否問題や新型コロナ対策などについて質疑をします」と
しているツイートも引用している。学術会議問題への追及に力が入る。これらの投稿には「強権政治はダメ!」「菅義偉政権
のわけのわからない説明、解釈変更にはウンザリ」と政権の姿勢をただすことに期待する声がある一方で、コロナ対策より
上位に記述されていることなどから、「何%の世論?」「国民のための話をしてくださいね」「今やるべきことは経済対応
です」「国民の為になることしよう」と指摘するコメントも投稿されている。

(10月9日)
立憲民主党副代表の辻元清美衆院議員が8日、ツイッターに新規投稿。
自民党幹部からの伝聞として、安倍晋三前首相が辻元氏の質問を総理の立場で受けなくなることで「私はほっとしている」と
話していたことを明かし、「いつでもやりましょうよ」と与野党の衆院議員同士として“再戦”を呼びかけた。辻元氏は「宿舎
の入り口で自民党の幹部とバッタリ。『自民党会合の挨拶で、安倍前総理が辻元さんの話されてましたよ』と言うので、
なんて仰ってましたかとたずねると『(辻元さんには)質問できなくて寂しいと言われたが、私はほっとしている』だって」
と、やりとりを描写した。  安倍氏とは衆院予算委員会で“天敵”として舌戦を繰り広げた間柄。安倍氏からは「意味のない
質問だよ!」とやじを飛ばされたこともあった。そんな経緯を踏まえ、辻元氏は「いや、いつでもやりましょうよ」と改めて
“延長戦”を望んだ。
辻元氏は6日付投稿で、議員会館の廊下で遭遇した安倍氏に「お疲れ様でした。あれだけ激しくやりあったので、寂しい
ですね」と労をねぎらったところ、「次は菅さんとやってください」と苦笑いで返されたというエピソードを披露。「サバ
サバしてたなぁ」と印象をつづっていた。

(10月10日)
元会社員の川本慧佑(けいすけ)氏(28)=東京都=が9日、岐阜市内で記者会見し、次期衆院選で岐阜1区から立憲
民主党公認で立候補することを正式に表明した。
会見で川本氏は「政治が変われば、社会が変わる。人々が豊かに希望を持って生きられる社会になるように、今の政権に立ち
向かっていきたい」と決意を語った。
川本氏は名古屋市出身。早稲田大を卒業後、国内外の証券会社に勤務した。選挙への出馬は初めて。
次期衆院選岐阜1区では、共産党の新人山越徹氏(50)が既に立候補を表明し、自民現職の野田聖子氏(60)=9期目=
も立候補が見込まれる。

(10月11日)
新「立憲民主党」県連の結成大会が10日、郡山市で開かれ、出席者が政権交代可能な二大政党制の実現に向けて気勢を
上げた。新党に参加を表明している県内の議員ら約60人が出席。県連代表に就いた金子恵美氏(55)=衆院福島1区=は
「新たな立憲民主党の政策を発信し、政権を担える政党に成長させたい」と強調。活動方針には震災からの復興、新型コロナ
ウイルス感染症対策、地方創生への取り組みなどを明記した。次期衆院選で現職の空白区となっている福島2区、5区に
候補者を擁立し、県内の全選挙区で勝利を目指すとした。内堀雅雄知事、今野泰連合福島会長、佐藤雄平前知事があいさつ
した。

(10月12日)
立憲民主党の蓮舫参議院議員が12日、ツイッターに新規投稿。9日に行われた菅義偉首相のグループインタビューの実態を
引用し、「この会見はどうなの」と疑問を呈した。
蓮舫氏は、フランスメディアの特派員が提供した音声を添付した映像プロジェクトのツイートを引用。首相がいる部屋とは
別にある「傍聴室」で許可されたのは音声のみの収録で、官邸のHPに映像は公開されていないとする投稿を受けて、
「これが総理大臣の会見」と切り出した。
蓮舫氏は「直接、菅総理に面と向かって質問できる機会は数社にだけ『与えられ』て、そのほかに機会をもらったメディアは
別室で映像もなく『音声だけ』を聴く権利を手にしています」と説明。その上で、「『国民に理解』と日本学術会議のこと
を話される前に、この会見はどうなの」と苦言を呈した。

(10月13日)
立憲民主党の福山哲郎幹事長は13日の記者会見で、自民党が4項目の憲法改正の条文案を取りまとめるべく議論を加速化
させたことに関連し、「安倍晋三政権の下であれだけ議論したにもかかわらず、憲法改正について国民的な盛り上がりは
なかった」と語り、国会での改憲議論は急ぐ状況にはないとの認識を示した。  福山氏は「国民の中で憲法改正に対する声が
本格的に上がらなかった結果、(議論が)前に進まなかった」と主張。「与野党が議論できる環境を整えることが与党や政府
の責任だ。これまでは環境が整っていない」と改めて慎重論を述べた。

(10月14日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員(78)が14日、自身のツイッターを更新。森友問題における財務省の決裁文書の改ざん
問題の徹底追求を求めた。
この日、改ざんに関与させられた近畿財務局の職員・赤木俊夫さん(享年54)の自殺をめぐり、妻の雅子さんは国などを
訴えている裁判で、雅子さんが14日に開かれる裁判で赤木さんの上司がファイルはあると話す様子を録音した音声データを
証拠として提出。開示を求めることにしているという記事を貼り付けた小沢氏。
「公正を重んじる公務員が死に追いやられ、不正隠蔽を成功させる幹部だけが出世する行政。醜すぎる」と断罪した上で、
「森友問題は省庁に今でも深く突き刺さった毒針。隠蔽を主導した菅総理は飲み込んだつもりでも、それはますます大きく
なり、やがて行政全体を死滅させる。真相解明は未来のため」と厳しく続けていた。

(10月15日)
連合は15日の中央執行委員会で、次期衆院選に向けた基本方針を修正した。
立憲民主党を「連合総体として支援する」との従来の記載に加え、国民民主党についても「これまでの関係などを踏まえ、
支援していく」と明記した。連合は昨年の参院選で、旧立憲と旧国民に支援先が割れる「股裂き」状態に苦しんだ経験から、
両党に合流を促してきた。しかし、民間労組系の一部議員が国民に参加したため、双方に配慮せざるを得なくなった格好だ。 神津里季生会長は委員会後の記者会見で、立憲と国民に対して「違いが目立たないようにしっかり連携してもらいたい。
政策協定は一緒に結べることが望ましい」と注文を付けた。一方、修正方針では、比例代表について「原則、立憲を支援
する」と記した。これに関し、神津氏は「立憲だけでいいか」と述べ、国民を支援する余地も残した。

(10月16日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員(78)が16日、自身のツイッターを更新。菅政権になって初の自民党ポスターに苦言を
呈した。
この日、自民党が菅義偉総裁(71)になって初となる党のポスターを発表。丸川珠代広報本部長(49)が「キャッチ
コピーは『国民のために働く』でございます」と菅首相の笑顔のポスターを掲示したという記事を貼り付けた小沢氏。
「『国民のために働く』。わざわざそれをスローガンに入れようという発想が全てを物語っている」と書き始めると、「実際
には、特定のお友達、関係者のためにしか働いていない。嘘や隠蔽が当たり前のこの時代、悪質な印象操作に騙されること
なく、物事の本質を見極めることが何より求められている」と厳しく続けていた。

(10月17日)
立憲民主党の蓮舫参院議員(52)が17日までに自身のツイッターを更新。日本学術会議の任命拒否問題を発端として、
政治家、コメンテーターらのフェイク(偽)情報拡散が問題になっている件について、コメントした。
この日、ジャーナリスト・桜井よしこ氏(74)が14日のBSフジのテレビ番組で「防衛大の卒業生が大学院に行きたく
とも、東大をはじめ各大学は『防衛大から来た、防衛省の人間など入れない』と断っていた」と述べたが、実際には防衛大
や自衛官出身者が東大などの大学院に進学した例は複数確認でき、発言は誤りだったことが確認できたという記事を貼り
付けた蓮舫氏。
一言、「この方も、ですか。」と、寂しげにつぶやいていた。

(10月18日)
立憲民主党岐阜県連合は17日、県連合の役員について党所属で旧立民県連合代表の渡辺嘉山県議らほぼ全員が留任する方針
を固めた。今月下旬の結成大会で役員人事を正式に決める。
17日に岐阜市内で開いた常任幹事会後、渡辺県議が記者団の取材に応じた。代表は渡辺県議が引き続き務め、副代表には
次期衆院選岐阜1区出馬予定の川本慧佑氏、元衆院議員で3区出馬予定の阪口直人氏らが就任する予定。党所属の今井雅人
衆院議員は旧県連合では特別顧問だったが、新たな役職に就く。県連合の結成大会は24日に同市内で開かれる。

(10月19日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が19日、公式ツイッターに新規投稿をした。日本学術会議推薦会員の任命拒否について批判
の声が高まる中、菅義偉首相が具体的な理由を会見で説明することなく、就任後初の外遊に出たことを受け、「逃げ回って
いるようでは話にならない」などと批判した。  小沢氏は公式アカウント(@ozawa_jimusho)で「この総理は
就任以来、まともに記者会見に応じていない。学術会議の任命拒否への批判が強まり、ついに外国に出かけてしまった」と
指摘。「いくらポスター向けに作り笑顔を見せても、国民に全く説明しないで逃げ回っているようでは話にならない。面倒
で、何も説明したくないのなら、総理は辞めてもらう以外ない」と苦言を呈した。
さらに、同氏はこの投稿に先立ち、「今やこの国の官僚にとって、総理の不正や失態を覆い隠す詭弁、虚偽答弁、法律の解釈
変更を考えることが一番重要な仕事となり、それをやり遂げた人間だけが出世できるようになってしまった」とツイート。
「いわば、安倍・菅路線が日本の政治・行政の在り方を根本から破壊してしまった。再生するには政権交代以外ない」と
訴えた。

(10月20日)
総務省は20日、政党交付金79億4342万円を8党に交付した。年4回のうち今年3回目。立憲民主党、国民民主党分は、9月に
解党した旧立民、旧国民両党への交付額を規定により算定し直した。共産党は制度に反対し受け取らない。各党への交付額は
次の通り。
自民党43億1534万円▽立憲民主党19億4960万円▽公明党7億5733万円▽日本維新の会4億6327万円
▽国民民主党2億8504万円▽社民党9069万円▽NHKから国民を守る党4187万円▽れいわ新選組4025万円

(10月21日)
立憲民主党の蓮舫参議院議員が21日、ツイッターに新規投稿。日本学術会議の問題を巡り、「政府の対応は『違法』です」
と改めて異議を唱えた。
蓮舫氏は、立憲民主党の枝野幸男代表が「立民、学術会議の『成果』を検証」とした報道に対する反論として「学術会議問題
の本質は、政府の対応が明確に『違法である』ことにつきます。その是正なしに他の議論はあり得ません」と訴えた投稿を
引用した。「政府の対応は違法」とした蓮舫氏。「そもそも日本学術会議そのものの見直しを行うという政府・与党の対応は
『論点ずらし』でしかない。私たちがその土俵にのることはありません」と指摘し、「なぜ、菅総理が6人の推薦者を排除
したのか、に尽きます」と原点を絞った。

(10月22日)
立憲民主党などの統一会派は22日、菅義偉首相が日本学術会議が推薦した新会員候補を任命しなかった問題に関連したヒア
リングを国会内で開いた。内閣府から活動内容や予算に関する説明を受け、学術会議のあり方について「問題ない」と結論
づけた。
内閣府事務局は、学術会議が直近1年間で約90本の提言や報告を出し、予算も外国のアカデミーが受ける公的資金に比べて
多くないと説明した。政府の有識者会議が2015年、学術会議のあり方について「変える積極的な理由は見いだしにくい」と
結論づけたことも紹介され、立憲の今井雅人衆院議員は「特段の問題はないと政府も総括している」と指摘した。

(10月23日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員(78)が23日、自身のツイッターを更新。与党幹部の「ヒアリング」見直しの姿勢を
厳しく批判した。この日、自民党・二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長が21日の会談で、各省庁の幹部らを呼び政策を
ただす「ヒアリング」について、「官僚の本来の職務に支障をきたしている」として、一定の見直しが必要との認識で一致
したという記事を貼り付けた小沢氏。
「こうやってどんどん自分たちの不正を隠蔽していく。いまこの国では、悪質な権力による隠蔽や改ざんが歯止めなく続いて
いる」と指摘した上で「しかし、未だ半分の国民は、ただ何となくこの政権を支持している。政治のレベルを決めるのは国民
である。最後は全て最悪の政治として跳ね返ってくる」と厳しく続けていた。

(10月24日)
菅政権発足後初の本格論戦の舞台となる第203臨時国会が26日召集される。菅義偉首相は所信表明演説で、温室効果ガス
排出量の新たな目標や行政のデジタル化を打ち出す見通し。野党側は、首相による日本学術会議会員候補の任命拒否や政府
の新型コロナウイルス対応を厳しく追及する方針で、次期衆院選をにらみ与野党が激突する。
所信表明演説に対する各党代表質問は、衆院が28、29両日、参院が29、30両日に行われ、11月2日から首相と全閣僚が出席
して予算委員会が開かれる。会期は12月5日までの41日間。首相は演説で、温室効果ガス排出量を2050年に実質ゼロにする
との目標を掲げる。「デジタル庁」創設や行政の縦割り打破、不妊治療への保険適用などの実現に意気込みを示す。
新型コロナ対策と経済再生の両立や来夏の東京五輪・パラリンピック開催への意欲も語る見込みだ。
政府の新規提出法案・条約案は、新型コロナウイルスのワクチン接種関連法案、日英経済連携協定(EPA)承認案など計10
本。過去10年の主な臨時国会では12年と並んで最も少ない。
立憲民主党など野党は、学術会議問題をめぐり首相が会員候補6人を除外した理由や、「政府が行うのは形式的任命」とする
過去の答弁との整合性を厳しくただす構え。拒否の判断に関与した杉田和博官房副長官の国会招致も要求している。
立憲の安住淳国対委員長は23日、国会内で記者団に「なぜ6人を外したか首相は全く答えていない。予算委で話してもらう。
国民が納得するような論戦を挑みたい」と強調。需要喚起策「Go To キャンペーン」を含むコロナ対策も取り上げる考え
を示した。

(10月25日)
自民党の柴山昌彦幹事長代理は25日のNHK番組で、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した
問題を巡り「学問の自由を最大限に尊重するなら、政府からの完全な独立も含めて検討すべきだ」と述べた。
立憲民主党の福山哲郎幹事長は「任命拒否は違法」と批判し、6人を任命すべきだと改めて主張した。
福山氏は「杉田和博官房副長官が6人を排除したと言われている」と指摘。杉田氏の国会招致を重ねて求めていく考えを
示した。

(10月26日)
自民党の下村、立憲民主党の泉両政調会長が26日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、同日開会した臨時国会での
対応を議論した。
菅首相の所信表明演説について、下村氏は「何に取り組むのかわかりやすく、国民目線が表れている」と評価した。
泉氏は「ビジョンや大きな構想が語られなかった」と指摘した。2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す
方針について、下村氏は「意欲的な発言だ」と述べた。泉氏は「50年の時点では菅氏は首相ではない」と指摘し、詳細な
計画を示すよう求めた。

(10月27日)
立憲民主党の福山哲郎幹事長は27日の記者会見で、国会での憲法論議に関し、「自民党内でいろんな意見があるようだ。
自民党がどういうスタンスで国会に臨むのか、まだ見えない」と述べた上で「安倍晋三前首相のときと違って、菅義偉首相
に憲法改正の熱意はあまり感じない」と語った。

(10月28日)
菅政権発足後初の国会論戦で、立憲民主党の枝野幸男代表が最初の質問に立つ。枝野氏は日本学術会議の会員候補6人を首相
が任命しなかった問題を取り上げ、任命を拒否した理由や、首相の任命権を「形式的」とした過去の国会答弁との整合性を
問う。
首相が2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする目標を打ち出したことにも触れ、脱炭素社会の実現が原子力
発電への依存度を高めることにつながらないかただす。新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、枝野氏は時限的な消費税減税
を含む大胆な経済対策を実行するよう首相に迫る。また、長期的な国家ビジョンを示すよう求める。
28日は枝野氏に続き、自民党の野田聖子幹事長代行、立憲の泉健太政調会長も質問を行う。

(10月29日)
参院の代表質問が29日始まり、トップバッターで立憲民主党の福山哲郎幹事長(京都選挙区)が立ち、2050年の温室効果
ガス排出実質ゼロを所信表明で掲げた菅義偉首相の見解を問いただした。
首相は30年時点での温室効果ガス削減目標について、来年11月に延期された気候変動枠組み条約第26回締約国会議
(COP26)までに国連への通報を目指すと答えた。気候変動問題を「ライフワーク」とする福山氏は、温室効果ガスの削減率
を「30年に45~50%、50年に実質ゼロ」とした国連事務総長の呼び掛けに応じなかった前政権から「一歩前進」と評価
した。その上で、排出量実質ゼロの「カーボンニュートラル」を50年に達成する道筋への具体策として早急に国連に目標を
再提出すべきと迫る一方、立民が原発ゼロ社会の早期実現を綱領に記している点から「まさか原発の割合を引き上げ、維持、
推進をしていくつもりか」とけん制した。
首相は、国連に対し削減目標をCOP26までに伝える考えを表明。エネルギー政策については徹底した省エネ、再エネの導入
に取り組むとしつつ「原子力や石炭を含め、あらゆる選択肢を追求する」とも述べ、自民党幹部が言及する原発新増設を否定
しなかった。代表質問終了後、福山氏は記者団に「カーボンニュートラルを根拠に原発を増やそうとする考えは筋が悪い」と
戒めた。首相が温室効果ガス削減の国連への通報時期を示したことについても「あまりに先のこと。それでは国際社会は納得
しない」と厳しく評価した。
また「自助」と「公助」の重きの置き方や選択的夫婦別姓への考え方の違いと並んで原発政策も次期衆院選の争点になると
し、「社会の在り方については明確に目指す方向が違うことも見えてきた」と論戦の意義を強調した。

(10月30日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員(78)が30日、自身のツイッターを更新。日本学術会議の任命拒否問題を巡る菅義偉首相
(71)の発言を厳しく批判した。
菅首相がこの日の参院本会議で任命拒否判断への批判に対し、会員の所属大学別データを示して反論。東大、京大など「七つ
の旧帝国大学に所属する会員が45%を占めている」と述べた点について、小沢氏は「意味不明」とバッサリ。
「できるだけ多くの大学の学者を参加させたい?日本学術会議とは、そもそもそういう会なのだろうか?」と疑問を呈した
上で「政権を批判したから任命拒否したと認めれば済む話。見苦しいにもほどがある。事実を認めず嘘と言い訳ばかりという
点で、菅総理は正に安倍政治の正統な継承者である」と厳しく続けていた。

(10月31日)
菅義偉首相が就任後初めて臨んだ衆参代表質問は30日、3日間の日程を終えた。
新型コロナウイルス対策や日本学術会議問題が主な論点となったが、首相は正面から答えず、安全運転に終始。野党は来週
行われる一問一答形式の衆参予算委員会で徹底追及する方針で、首相の答弁能力の真価が問われそうだ。
立憲民主党の水岡俊一参院議員会長は30日の参院代表質問で、新型コロナで深刻な影響を受けているとして、ひとり親世帯や
農林水産業への一層の支援を求めた。首相は、2020年度第2次補正予算などに盛り込んだ対策を説明した上で、「関係施策の
充実に向け検討を行う」「施策を着実に推進し生産者を支える」と答弁原稿を淡々と読み上げた。
コロナ対策は、この3日間に登壇した与野党議員14人全員が取り上げ、さらなる取り組みを訴えた。これに対し首相は、現行
の政策に触れ「適切に対応するべく態勢整備を行う」などとパターン化した答弁がほとんどだった。
焦点の学術会議問題も同様だ。野党は会員候補6人の任命を拒否したことについて、過去の政府答弁との整合性を繰り返し
ただした。首相は公務員の選定と罷免を「国民固有の権利」と規定した憲法15条を何度も持ち出し、「必ず推薦の通りに任命
しなければならないわけではないという点は、政府として一貫した考え方だ」とかわし続けた。一方、首相は2050年に温室
効果ガス排出量を実質ゼロにする目標をめぐり、密接に関連する原発政策で一歩ずつ踏み込んだ。28日の衆院で「原子力を
含めあらゆる選択肢を追求する」と述べたのに続き、29日の参院では「原発再稼働を進める方針に変わりはない」との文言を
付け加えた。首相の答弁について、立憲の枝野幸男代表は30日の記者会見で「役所の(用意した)答弁を朗読するだけで、
熱意やメッセージが伝わってこない。リーダーとして物足りない」と批判。共産党の小池晃書記局長は会見で「まるで壊れた
テープレコーダーだ。予算委で徹底的にただす」と強調した。