【2020年】

(12月1日)
立憲民主党の蓮舫参議院議員が1日、ツイッターに新規投稿。「桜を見る会」前夜祭の費用のうち、安倍晋三前首相側が
超過分の費用を補てんしたとされる問題で、菅義偉首相が負担を否定してきた過去の自身の国会答弁について30日の参院
本会議で「誠実に行ってきた」と述べ、詳細を問われて「お答えを差し控える」と返答したことを受け、「この2つの答弁
自体がもはや誠実ではありません」と指摘した。
蓮舫氏は「国会で嘘をついたこと、虚偽答弁の疑いを問われての答弁が『誠実に答弁してきた』、です。細かな内容を問う
と『お答えを差し控える』、です」と振り返り、「この2つの答弁自体がもはや誠実ではありません」と苦言を呈した。
菅首相は官房長官だった昨年11月や今年2月に国会で「参加者からホテル側へ支払いがなされた」とし、安倍氏側が一部
負担したことを否定する答弁を繰り返してきた。

(12月2日)
吉川貴盛・元農林水産相が、大臣在任中に鶏卵生産・販売大手の会社から現金の提供を受けた疑いが出ている問題をめぐり、
立憲民主党の安住淳・国会対策委員長は2日、「報道が事実なら、明らかな政治資金規正法違反であるし、現職の農林大臣
当時に利益誘導的なことがあれば、大変大きな問題になる。長期政権で、あぐらをかき、おごっていることが出てきたという
感じだ」と国会内で記者団に語った。  また、今回の鶏卵生産・販売会社は、衆院議員の河井克行被告と妻の参院議員、案里
被告の買収事件の関連先として東京地検特捜部の家宅捜索を受けていることから、安住氏は「河井事件に合わせた形で追及を
していきたい」と述べた。

(12月3日)
立憲民主党の安住淳国対委員長は3日、自民党の吉川貴盛元農林水産相が鶏卵生産大手「アキタフーズグループ」(広島県)
の元代表から現金を受け取った疑惑について、7日に調査チームを立ち上げると明らかにした。農水省など関係当局から説明
を受ける予定。
安住氏は国会内で記者団に「疑惑追及をスタートしたい。年末年始なく(調査を)やるよう党に指示を出した」と述べた。

(12月4日)

■立憲民主党・江田憲司代表代行(発言録)
(「桜を見る会」の前日の夕食会をめぐる問題で、東京地検特捜部が安倍晋三前首相に任意聴取を要請した件について)安倍
前首相本人への聴取は当然のことだ。「野党は桜の追及ばかり」と批判されたが、そんな次元の問題ではない。
一国の首相が国会でウソをつき続けてきたことの方が許されざることだ。危機管理を担当する首相の政務秘書官が、(事実
関係を)詰めないなんてことはありえない。事務所を呼び出し、明細書がないか、領収書はないか、事実関係を究明した
上で、結果を首相に報告する。少なくとも(橋本龍太郎首相の)政務秘書官だった私の経験から言えば、常識だと思う。
安倍氏には国会に出てきて、証人喚問でも参考人招致でも政治倫理審査会でもいい。しっかり説明をして欲しい。
公設秘書が自分の主催の会で(検察に)立件されるとなれば、議員辞職して出直すことも考えてしかるべきだ。政治的な責任
は私のような一介のヒラ議員とは違う。(3日の記者会見で)

(12月5日)
菅政権初の本格論戦が行われた臨時国会が4日、事実上閉幕した。菅義偉首相は答弁への不安を指摘されながらも、国会序盤
の焦点となった日本学術会議問題は逃げ切った。だが、新型コロナウイルス対策や相次ぐ「政治とカネ」の問題が政権を
揺さぶる。衆院議員の任期満了が来年10月に迫る中、首相の解散戦略は不透明感を増している。
◇改革継続へ意欲
「菅内閣で重要なのは国民目線の改革だ。『国民のために働く内閣』として全力で取り組む」。首相は4日の記者会見で、
政権運営への意欲を強調した。11月上旬に行われた衆参予算委員会は、首相が初めて臨む一問一答形式での議論となった。
野党は学術会議問題について、任命拒否の理由などを集中的にただしたが、首相は「個別の人事への回答は控える」と紋切り
型の答弁に終始。審議はたびたび止まった。首相秘書官が差し出した資料に頼る場面も多かった。
しかし、国民生活に直結する問題でなかったためか世論の関心は高まらなかった。外交・安全保障問題など不得手とされる
テーマは争点とならず、国会論戦を乗り切った格好の首相は「学術会議一色でかえって良かった」と周辺に語ったという。  
一方、コロナ対策をめぐっては11月に入り新規感染者が急増。経済再生との両立を目指す首相は需要喚起策「Go To」
キャンペーン継続にこだわったが、専門家の圧力に押されて運用見直しを強いられた。  国会終盤に浮上した安倍晋三前首相
の「桜を見る会」問題と、吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑も重くのしかかる。菅首相は安倍政権で官房長官を務め、
吉川氏とは当選同期で親しい。元法相の河井克行被告と妻の案里被告の公職選挙法違反事件などもあり、「内閣支持率は
かなり落ち込む」(閣僚経験者)との懸念もある。
◇「解散は五輪後」
「時間的な制約も考えながらよく考えていきたい」。首相は4日の会見で衆院解散・総選挙の時期について問われ、こう
かわしたが、来年は必ず衆院選が行われる。党内に期待感があった1月召集の通常国会冒頭解散は感染急増などで先送りの
公算が大きい。これ以降で最も早いタイミングは、来年度予算成立後の春から7月23日の東京五輪開幕までだ。
ただ、この期間には公明党が国政選並みに注力する東京都議選が控える。感染が収束しているかも見通せない。
ここへきて政府・与党内では9月5日の東京パラリンピック閉幕後との声も増えてきた。同月末に自民党総裁任期切れを迎える
首相には、衆院選に勝利して総裁選を無投票に持ち込むか、再選を果たしてその勢いを衆院選につなげるかの選択肢がある。
だが、政権が苦境にあれば、「追い込まれ解散」の可能性も捨て切れない。
◇内閣不信任見送り
野党は衆院選に向け、「桜」問題などを通常国会で追及し、政権に打撃を与えたい考えだ。立憲民主党の枝野幸男代表は4日
の会合で「安倍氏は国会で繰り返しうそをついてきた。しっかり議論する」と強調。共産党の志位和夫委員長も記者団に
「真相究明には証人喚問が必要だ」と訴えた。週明けの7日には吉川氏の疑惑に関する野党合同ヒアリングを開催する。
一方、野党は内閣不信任決議案を今国会も提出しなかった。通年での見送りは2014年以来。不信任案は政府・与党との対決
姿勢をアピールする野党の常とう手段だが、立憲幹部は「コロナ禍では国民の理解を得られない」と説明した。

(12月6日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が6日までに更新したツイッターで、菅義偉首相が4日に記者会見した内容に触れ、「この
内閣の存続は許されない」と厳しい見解を示した。
小沢氏は「自慢と自己正当化、自己満足のくだらない朗読会。時間の無駄。Go Toによるコロナの拡散問題や、医療現場
の危機的状況、前総理の捜査問題など、肝心なことについては何も答えず。挙げ句、学術会議への圧力問題について聞かれる
と、なぜか笑顔に。この内閣の存続は許されない」と投稿した。
菅首相は4日に2度目の記者会見を開き、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を拒否した問題について、「これ
ほど大きくなると思っていたか」などと問われ、「私はかなりなるんじゃないかと思っていた」と笑いながら答えた。

(12月7日)
立憲民主党の赤松広隆衆院副議長(72)=愛知5区=は今期限りで引退する意向を固め、5日に愛知5区の地方議員らを集めた
会合で表明したことがわかった。関係者によると、赤松氏は「70歳になったら辞めるつもりだった」と説明したという。
後継には元秘書の西川厚志県議(51)を擁立する方向で調整が進んでいる。
立憲愛知県連幹部によると、年内や年明けの衆院解散が遠のいたとみられることから、衆院選まで余裕があるタイミングで
表明。「愛知5区は圧勝しないといけない選挙区。後継者はちゃんと準備をしないといけない」として、早期の解散があれば
赤松氏が立候補する可能性も残されているとの見方を示す。
5日は続投を求める意見も出たが、赤松氏は意思を変えなかったという。赤松氏は1990年に旧社会党で初当選し10期目。
鳩山由紀夫内閣で農林水産相を務めた。

(12月8日)
立憲民主党の枝野幸男代表は8日の党会合で、新型コロナウイルス対策として予備費約3700億円を支出し、その大半を
政府の需要喚起策「Go To キャンペーン」の継続にあてる政府の方針について「医療関係の支援に回るのかと思ったら、
この局面でその話か」と批判した。
感染拡大により医療態勢が逼迫(ひっぱく)している地域もある中、枝野氏は政府の認識は医療関係者の危機感と乖離して
いるとの認識を示した。同党の福山哲郎幹事長も「優先順位が間違っている。今の状況で『Go To トラベル』を続ける
必要性があるのか極めて疑問だ」と述べた。
自民党は8日、予備費3700億円のうち約3千億円を「Go To」関連、約700億円をひとり親世帯支援にあてると
説明した。

(12月9日)
大手鶏卵生産会社元幹部による吉川貴盛元農林水産相への金銭授受疑惑が、内閣官房参与を辞任した西川公也元農水相にも
波及した。
立憲民主党など野党4党は9日、吉川氏に加え、西川氏の国会招致を求める方針で一致。一方、与党には、菅政権発足時に参与
に任命した菅義偉首相への打撃になりかねないとの懸念が広がった。
立憲の安住淳国対委員長は西川氏の参与辞任に関し「明らかに養鶏業者との金銭授受を含めた関係の事案(が影響した)と
判断せざるを得ない」と記者団に指摘した。政府は辞任の理由を「一身上の都合」と説明しているが、共産の穀田恵二国対
委員長は記者会見で「真相究明のため国会招致が必要だ」と強調した。
野党は、首相が当選同期の西川氏を安倍政権から引き継いで参与に再任したことに着目。西川氏の疑惑追及で政権への打撃を
狙う。
早速、立憲は9日、国会内で内閣府から西川氏の勤務実態や職務権限などを聴取。西川氏が7日に辞任を申し出ていたことや
同氏の日当が2万6400円だったことを把握した。
首相は西川氏と同じく当選同期の吉川氏とも親しかった。自民党内では首相に近い議員を中心に疑惑が広がっていることへの
警戒の声が漏れる。幹部は「問題がどんどん出てきてスキャンダルとなると政権にとってかなり痛い」と語った。

(12月10日)
立憲民主党の蓮舫参院議員(52)が10日、自身のツイッターを更新。日本学術会議会員の任命問題について言及した。
冒頭で「私はこだわり続けます」とフォロワーに訴えかけた蓮舫氏。続けて「日本学術会議の推薦を菅総理が六人拒否した
のは違法です」と改めて主張した。
蓮舫氏は「誰が、なにを持って決めたのかの経過を予算委員会で求めたところ、以下の資料が出ました」と経過を伝えた
上で、「『外すべき者』(副長官から)」と書かれた資料を添付した(資料画像はべた塗りとなっており名前は見えず)。
最後に蓮舫氏は「なぜ、外したのかを明日(11日)の理事懇(談会)で確認してもらいます」と意気込みを見せていた。

(12月11日)
立憲民主党の泉健太政調会長は11日の記者会見で、政府・与党が75歳以上の医療費負担を引き上げる制度改革で合意した
ことについて「新型コロナウイルス禍で生活や医療が不安定な時期だ。ただでさえ受診抑制が起きている中で、負担増を
決めるやり方には反対だ」と述べた。

(12月12日)
立憲民主党の枝野幸男代表は12日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、観光支援事業「Go To トラベル」の早期
停止を求めた。東京都内で記者団に「一刻も早く止める必要がある」と述べた。

(12月13日)
愛知5区選出で衆議院副議長の赤松広隆議員(72)が12日記者会見し、今期限りでの引退を正式に表明した。
1990年、当時の社会党から出馬して初当選し、現在10期目。民主党政権で農林水産大臣を務めた。引退の理由について
「健康に全く問題はないが若い人の芽を摘みたくない」と話した。
立憲民主党愛知県連は、赤松氏の元秘書で名古屋市中川区選出の西川厚志県議会議員を愛知5区の後継候補者として選任する
よう党本部に申請。

(12月14日)
立憲民主党の福山哲郎幹事長は14日夜、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた観光支援事業「Go To トラベル」の
全国での一時停止を表明した菅義偉首相について「方針が二転三転したことで国民や観光業の現場がどれほど振り回された
ことか」と批判した。国会内で記者団に語った。
衆参の予算委員会集中審議を来週開催し、首相が方針転換に関して説明するよう、与党側に要求する方針も明らかにした。  
立民は今月5日に閉会した臨時国会で一時停止を訴えていた。
福山氏は「首相が『Go To トラベル』にあまりにもこだわったため、全国に感染が広がったことは明白であり、人災と
いえる。なぜもっと早く決断できなかったのか」と主張した。政府による観光業への補償措置も求めた。

(12月15日)
立憲民主党は15日の執行役員会で、党大会を来年1月30日に東京都内で開くことを決めた。
新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、オンラインの活用を検討する。2021年の活動計画などを決定する予定で、福山
哲郎幹事長は記者団に「来年は選挙の年。選挙の最初の決起集会的な意味合いも出てくる」と述べた。

(12月16日)
立憲民主党の安住淳国対委員長は16日午前、菅義偉首相が11日のインターネット番組で「ガースーです」と自己紹介して
笑いを誘ったことについて「国民の空気感が読めていない。みんなひしひしと(新型コロナウイルスの)危機感を持っている
ときにガースー? 本人は親しみをもって言おうと思っていたと思うが、お葬式の場でいきなり冗談を言っているような
雰囲気だ」と批判した。国会内で記者団に語った。

(12月17日)
自民党の森山裕、立憲民主党の安住淳両国対委員長は17日、国会内で会談し、23日に衆院、24日に参院で、それぞれ国土
交通委員会の閉会中審査を開くことで合意した。
政府が年末年始の全国一斉停止を決めた観光支援事業「Go To トラベル」について、赤羽一嘉国土交通相らに理由や経緯
をただす。

(12月18日)
立憲民主党の枝野幸男代表は18日、新型コロナウイルス感染者の増加を踏まえ、地域を限定して緊急事態宣言を再発令する
よう政府に求める考えを示した。国会内で記者団に語った。

(12月19日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員(78)が19日、自身のツイッターを更新。後援会が主催した「桜を見る会」前夜の夕食会
の費用補填疑惑に関し、東京地検特捜部の捜査終結後の国会招致要請に応じる意向を示した安倍晋三前首相(66)をチクリ
と批判した。
この日、安倍氏が国会内で記者団に「当然、国会に対しても、誠実に対応していきたい」と明言。同時に「この問題について
は現在、検察で捜査中だが、結果が出次第、誠意を持ってお答えさせていただきたい」と語ったという記事を貼り付けた
小沢氏。「おそらく選挙前にとっとと禊を済ませたいのだろう。当然反省などしていない。懲りずに、また嘘と言い訳を
考えている。今までと同じ」と厳しくつづると、「『間接的な責任を痛感』『引き続き頑張りたい』。それでおしまい。
国民は、すぐに忘れ
ると。今回もそれで済ませてよいのか。皆が考えるべき」と訴えていた。

(12月20日)
立憲民主党が、選択的夫婦別姓の早期実現を主張し、攻勢を強めている。
推進派と慎重派の対立が表面化した自民党に揺さぶりをかけるのが狙い。「あしき前例主義の打破」など改革姿勢をアピール
してきた菅義偉首相に、自民党総裁としてリーダーシップを発揮するよう迫る構えだ。
立民の枝野幸男代表は18日、ツイッターで「首相や担当相が前向きの発言をしても守旧派がひっくり返す」と指摘した。  
旧立民など野党は2018年に夫婦別姓導入に向けた民法改正案を国会提出し、現在も継続審議となっている。枝野氏は「自民
は党議拘束を外して採決しよう」と呼び掛け、自民推進派の「反乱」を期待する。

(12月21日)
立憲民主党は21日、「桜を見る会」前夜の夕食会費補填疑惑を巡る国会質疑に関し、事実と異なるとみられる安倍晋三前首相
の答弁が少なくとも118回あったと明らかにした。「虚偽」の疑いがあるとして追及する構えだ。
枝野幸男代表は記者会見で、安倍氏の国会招致を公開の場で実施するよう要求した。  安倍氏の答弁は、立民の要請を受けた
衆院調査局が衆院本会議と委員会、参院本会議について調べた。安倍氏の事務所の関与や、差額の補填の有無などを尋ねた
質問への答弁を対象とした。黒岩氏は「虚偽答弁を繰り返していたのなら、証人喚問や参考人招致に応じてもらうのが筋だ」
と強調した。

(12月22日)
「すでに医療はひっ迫状態を超えて崩壊過程に入っているという地域が少なからず出ている。
年末年末年始を控えていることもあり、かなり強いブレーキを踏まざるを得ない状況であると」。立憲民主党の枝野代表は
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、地域を限定して緊急事態宣言を出すべきだという考えを示した。
枝野代表は、「メリハリをつけた形で緊急事態宣言を発出すべきだ」と政府に働きかけていく考え。また、政府が閣議決定
した来年度予算案について、「政府の危機感の欠如が予算案に示されている」と批判し、残りの予備費をただちに医療支援
などのコロナ対策に充てるべきだという考えを示した。

(12月23日)
「結果的に『Go To』キャンペーンに合わせるかのように感染が広がった。人災と言わざるを得ない側面がある」。
立憲民主党の枝野幸男代表は23日に開かれた衆院国土交通委員会の閉会中審査で、政府の新型コロナウイルス感染対策を追及
した。野党第1党の党首が、首相が出席しない委員会で質問するのは「異例」(枝野氏)。代表自ら先頭に立ち、政府への
対決姿勢をアピールする狙いがある。
枝野氏は同時に約40分の質疑で、医療従事者への緊急支援や地域を限定した緊急事態宣言の必要性などを提言。
ただ、政府側は「緊急事態宣言を発出する状況にはない」(赤沢亮正内閣府副大臣)として、従来の答弁に終始した。 

(12月24日)
社民党を離党した吉田忠智参院議員、吉川元衆院議員は24日、国会内で立憲民主党の福山哲郎幹事長と会い、入党届を提出、承認された。これに伴い、立憲所属の国会議員は衆参両院合わせて153人となった。
吉田氏はこの後、記者団に「野党第1党の基盤が強化されるよう努力したい」と述べた。吉川氏は「今の政治状況を変える
ために大きな固まりをつくることが何より必要だ」と語った。

(12月25日)
「安倍氏は(首相在任中の国会答弁と)まったく変わってなくてガッカリしましたよ。」そう声を大にしたのは立憲民主党
副代表の辻元清美衆院議員(60)だ。25日、本紙の取材に応じ、安倍晋三前首相(66)の振る舞いに激怒した。
立民は安倍氏の「桜を見る会」前日に開かれた夕食会の費用補填問題の答弁を「虚偽答弁」と追及してきた。
この日行われた衆院議員運営員会でも辻本氏は「議員辞職に値する、との声が上がっている」と〝天敵〟安倍氏に迫った。  
しかし、安倍氏は議員辞職を拒否。
その後、応じた取材で「知り得る限りのことはすべてお話をさせていただいたと思います。説明責任を果たすことができた
のではないかと思っております」と開き直った。かつての〝女房役〟である菅首相もこの日の会見で「安倍総理(当時)に
確認しながら国会で答弁してきたが、事実と異なる答弁になってしまった。国民の皆さんに大変申し訳なく思う」と、形式
通りに陳謝しただけ。
ネット上では「まったく心に響かない」「これで支持率が回復すると思ったら甘い」と厳しい声が飛んでいる。
辻本氏は「政治家を辞職するかは、ご本人が決めることです。でも国民は安倍氏の説明には、絶対に納得していないと思い
ますよ」と痛烈に批判し、「菅首相は安倍氏が首相在任中、一番そばで支えてきた方なわけですよ。(虚偽答弁した)共同
責任が問われると思います」とこちらにも激怒した。

(12月26日)
衆院議員を辞職した自民党の吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑をめぐり、東京地検特捜部が関係先を家宅捜索したこと
に、与党は衝撃を受けている。
新型コロナウイルス対応で批判を浴びる菅政権にとって、さらなる打撃となるのは必至。来年4月に予定される衆院北海道2区
補欠選挙への逆風を懸念する声もくすぶる。野党からは吉川氏の国会招致を求める声が上がった。
自民党の野田聖子幹事長代行は25日、党本部で記者団に対し、補選への影響について「大変大きい」と認めた。
その上で「党のみんなで挽回していくことに専念したい」と語った。閣僚経験者は「菅義偉首相の政権運営にも影響がある」
と顔をしかめた。
公明党の山口那津男代表は記者団に、自民党で相次ぐ「政治とカネ」の問題について「厳しく問われなければならない」と
苦言を呈した。党幹部の一人は「新型コロナ対策に集中しないといけない時に、政治不信を招くことがあってはならない」と
いら立ちを隠さない。
野党は政権追及の好機と意気込む。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「大きな贈収賄事件に発展する可能性が高い。
予算委員会での証人喚問や参考人招致は不可欠だ」と訴えた。
国民民主党の玉木雄一郎代表も「極めて深刻な事態だ。吉川氏本人だけでなく、菅政権にも説明責任が強く求められる」と
指摘した。

(12月28日)
立憲民主党の福山哲郎幹事長は28日、53歳で急死した同党の羽田雄一郎元国土交通相について「死因は新型コロナウイルス
感染症」と記者団に発表した。現職国会議員がコロナ感染により死亡したのは初めて。
福山氏によると、羽田氏は24日に38度を超える発熱があったため、25、26日に自宅で静養。27日に都内でPCR検査を受ける
予定で病院へ車で向かったが、その途中で「俺、肺炎かな」と話した後に会話が途切れたため、秘書はすぐに救急車を手配。東大病院へ運ばれたが、死亡が確認された。羽田氏には糖尿病、高脂血症、高血圧の基礎疾患があったという。
公私にわたり20年以上の付き合いだった福山氏は「本当に残念で言葉もない。私がこうした報告をしなければいけないのは
痛恨の極み」と無念さをにじませた。


(12月29日)
27日に体調が急変して亡くなった立憲民主党の羽田雄一郎参院議員の死因は、新型コロナウイルス感染症と判明した。
次期衆院選に向け野党共闘の調整に奔走してきた要を失ったと、党関係者には衝撃が広がる。風邪の症状が出て数日での突然
の死。感染拡大が続く中、専門家は改めて警鐘を鳴らしている。「羽田さんは党の代表候補の一人でもあった。我が党の
まとめ役で野党の統合の象徴だった羽田さんを失ったのは大きな痛手だ」
立憲長野県連代表の篠原孝衆院議員=長野1区=は28日午後、長野市内の県連前で記者団の取材に応じ、こううなだれた。
県選出の杉尾秀哉参院議員も朝日新聞の取材に「立憲内でも旧国民と旧立憲の橋渡し役も担っていた羽田氏の存在は大き
かった」。実際、野党共闘の先行きを不安視する声も出ている。
県内では、長野選挙区の定数が2から1に削減された2016年の参院選から野党共闘が実現。16年、19年と与野党の事実上の
一騎打ちとなり、いずれも野党が議席を獲得した。19年の選挙では保守色が強い羽田氏での候補一本化を嫌う勢力もあったが
羽田氏は自ら副会長を務める「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」を脱退。リベラル層にウィングを広げ、共闘実現
にこぎ着けた。
だが、野党側の混乱が続き、昨年12月には野党系無所属だった井出庸生衆院議員=長野3区=が自民入り。
羽田氏は次期衆院選に向け、その対抗馬となる候補擁立に意欲を燃やしていたという。羽田氏周辺によると、人選は大詰めを
迎えており、今月19日の後援会役員会では「年明けから各方面との調整を本格化させたい」と話していた。
野党共闘の旗頭を失った立憲の最初の試金石が、来年4月8日告示、同月25日投開票の見通しとなった参院補選だ。前回、
羽田氏は自民候補に15万票近い大差をつけて圧勝したが、地元関係者は「今回は厳しい選挙になる」と見る。
羽田氏の力の源泉は、首相を務めた父親の孜氏譲りの後援会「千曲会」だ。前回は野党共闘に加え、千曲会がまとまったこと
が勝因だった。年明けから候補者選びを急ぐが、幹部の一人は「求心力の低下と高齢化が進み、千曲会にかつてのパワーは
ない」と漏らす。県連はそうした事情も加味して人選を進めたいとしている。

(12月30日)
立憲民主党の蓮舫参院議員が30日、自身のツイッターを更新した。30日午前9時35分ごろ、茨城県北部が震源地と
見られる最大震度4の地震があったが、蓮舫氏はツイッターで「揺れました。 茨城県北部を震源とした震度4の地震です」
とつづり「余震も含め、充分にご注意ください」と警戒を呼びかけていた。

(12月31日)
立憲民主党の長野県連は30日、死去後に新型コロナウイルス感染が判明した羽田雄一郎・元国土交通相と県内の会合で接触
した関係者の調査結果を発表した。県内で活動する羽田氏の秘書1人の新型コロナ感染が確認された。
羽田氏は23日に東京から日帰りで長野市内での県連常任幹事会に出席し、24日深夜に発熱した。県連によると、会合には
羽田氏を除く立憲の議員や秘書、事務局ら計32人が出席。28日に保健所に座席表を提出し、会場内については濃厚接触に
当たらないと説明があったが、党本部が出席者全員に検査を依頼するよう県連に指示した。
検査の結果、会場とJR長野駅間の送迎を担当した秘書の感染が29日に判明。
他の27人は陰性で、4人は年末年始に無症状者の検査ができないため年明けに検査する予定という。