【2021年】

(3月1日)
令和3年度予算案審議の最終局面を迎えた1日の衆院予算委員会は、開始直前に菅義偉首相の長男、正剛氏が勤める放送事業
会社「東北新社」から高額接待を受けた山田真貴子内閣広報官の辞職が決まる波乱の展開となった。立憲民主党は山田氏の
辞任は「遅きに失した」(枝野幸男代表)などと首相の対応を激しく追及し、一度は続投を容認した首相は防戦に追われた。
「首相は先週の段階で(山田氏に)『辞めてください』とお願いをすべきだったのではないか」
立民のトップバッターとして登場した枝野氏は、山田氏が2月28日に体調を崩して入院し、辞意を申し出るまで手を打たな
かったとして、首相の対応をやり玉に挙げた。
枝野氏は今国会で、政権批判とともに具体策を示す提案路線を意識し、不祥事追及などは他の議員に委ねてきた。
ただ、この日は正剛氏側から接待された総務省幹部らが処分を受けたことを踏まえ、「トカゲの尻尾を切られるように官僚
だけが処分され、強いモチベーションで国のために働いてもらえるのか」と詰め寄った。
枝野氏に続き質疑に立った山井和則氏は、「山田氏が体調を崩し、辞職を申し出たことに非常にショックを受けている。
首相や政権の被害者だった面もあるのではないか。山田氏におわびしたのか」と迫った。
「私はそういうことを申し上げる立場ではない」と切り返す首相に、山井氏は「首相は人事権を使って官僚を動かしてきた。
首相と意見が対立して更迭された官僚もいる。首相に同調しないと『飛ばされる』と忖度が広がったのではないか」と畳み
かけた。
首相はたまりかねたように、「私は感情で人事をやったことはない。すべて政策で人事をやっている」と語気を強めたが、
山井氏はその後も「何も責任を感じていないのか」などと執拗に追及を続けた。
ただ、立民は2月25日の衆院予算委などで、山田氏に進退を含めて厳しく追及しており、突然、山田氏を被害者のように
擁護することへのちぐはぐ感は否めない。衆院での予算審議が最終局面に入り、政権批判を強める立民の戦術に対し、自民党
幹部は「これでは支持率は上がらない」と突き放すように語った。

(3月2日)
立憲民主党が次期衆院選の小選挙区で候補者がまだ決まっていない全国30の空白区に、女性候補を立てる公募を行う案を検討
している。
ただ、空白区の相手は手ごわい自民党議員であることが多いため、党内には否定的な意見もある。
立憲の発表によると、衆院の全国289小選挙区のうち、203小選挙区で候補者が決まっている。うち女性候補は15・3%に
あたる31人。比例ブロックごとに見ると、比例東海、四国、九州の3エリア内の小選挙区は女性候補がゼロだ。
候補者がいない30の空白区の公募を女性に限定する案は、選挙対策委員会やジェンダー平等推進本部の幹部が検討している。
(3月3日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が2日、公式ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う首都圏などへの
緊急事態宣言が延長されている中、政府の判断が「遅すぎる」と指摘した。
1日には大阪や兵庫、京都など6府県で、緊急事態が先行で解除された。首都圏の1都3県も7日に宣言期限を迎える。
そんな状況下で、小沢氏は「首都圏知事達の解除慎重論におされ、ここにきて緊急事態宣言の再延長の可能性が報道され
始めている」とし、衆議院予算委員会内で菅義偉首相が、ギリギリまで見極め解除可能か判断すると発言した報道を引用。
「3月7日の解除目前のこの時期にすら、政府は全く最終決断、決定できていない事態」と嘆いた。
緊急宣言下で飲食店は政府から、午後8時までの時短営業要請を受けてきた。同氏は落ち込む外食産業に目を向け「苦境に
ある飲食店等は解除に向け、仕入れや人の確保の判断もしないといけない。全てにおいて決断が遅すぎる」とつづった。

(3月4日)
立憲民主党の蓮舫参院議員(53)が4日、自身のツイッターを更新。拡大する一方の総務省の接待問題を厳しく批判した。
この日、菅義偉首相(72)の長男氏が勤める放送事業会社「東北新社」側から接待を受けた問題で、国家公務員倫理法に
基づく倫理規程に違反したとして減給の懲戒処分を受けたばかりの総務省の谷脇康彦総務審議官に今度はNTTから高額接待
を受けた疑いが浮上したという一部記事を貼り付けた蓮舫氏。
「『利害関係者と会食』『倫理法に反してはいない』」と谷脇氏の3日の国会での答弁を紹介した上で「『公正な職務遂行に
対する国民の疑惑や不信を招くものであり、接待は禁止・制限されるべき』と、国家公務員倫理規定にあります」と説明。  
「特定の社に便宜、政権に忖度と疑われてはいけない立場の方の答弁として納得できません」と怒りをあらわにしていた。

(3月5日)
菅義偉首相は5日午前の参院予算委員会で、放送事業会社に勤務する長男らが総務省幹部を違法接待し、処分された問題で、
総務省官僚出身の立憲民主党・小西洋之氏から政治責任を追及された。
「政治責任の有無」を重ねて指摘する小西氏に対し、首相は「政治責任という定義は、ないんじゃないでしょうか」と、責任
論を避けた。「一般論の政治責任は何ですか? ちゃんとした質問をしてますよ」と、迫った小西氏に「私もちゃんと答えて
おります」と応戦した。
首相は「私の家族が関係した事案で結果的に国家公務員倫理法の違反に至ったことは大変申し訳なく、おわび申し上げます」
と、何度も陳謝した。小西氏から「父親としてのおわび、政治家としてのおわび、どちらですか」と食い下がられると、「私
の家族、と申し上げました」と、最後まで押し問答状態だった。 質問した小西氏は東大卒業後、旧郵政省に入省。総務省情報
流通行政局衛星・地域放送課課長補佐などを務めた。

(3月6日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が6日、ツイッターに新規投稿。「新型コロナウイルスによる雇い止め 9万人を超えた」
との報道を引用し、菅義偉首相の長男による総務官僚の接待問題に「ばれても辞める気配すらなく捜査もされず」と彼我の
差を指摘した。
小沢氏は「腐敗の国へ。総理と長男は総務省を利権化し、総理の寵愛を受けた総務官僚は一本10万円超の高級ワインで接待
三昧。ばれても辞める気配すらなく捜査もされず。片やコロナ禍で食べる物にも事欠く国民がどんどん増えている。最後に
選挙でこの国の命運を決めるのは、国民である」と投稿した。
小沢氏は、東京・新宿での炊き出しにコロナ前に比べて4倍の人が並んだとの報道を引用した。

(3月7日)
立憲民主党の小沢一郎氏が7日、ツイッターに新規投稿。菅義偉首相が就任時に掲げたキャッチコピー「国民のために働く」
に「一握りの」と付けるべきだと皮肉った。
小沢氏は「自民党のスローガン『国民のために働く』。この上に『一握りの』をつけ加えないと正しくない」と投稿。
「総理や自民党政権と親しい、ほんの一握りの国民だけが利益を得る国へ。そんな国になってしまった。五輪前に世界中に恥
を晒している。全ては選挙の結果。国民は選挙で未来を選べる」と選挙で投票することの重要性を訴えた。
小沢氏は、「自民党は菅総理大臣の総裁就任後、初めてとなるポスターを発表しました」「ポスターのキャッチコピーは
『国民のために働く』です」との昨年の報道を引用した。

(3月8日)
「羽田王国」継続か、自民党の議席奪還か――。立憲民主党の羽田雄一郎・元国土交通相の死去に伴う参院長野選挙区補選
(4月8日告示、25日投開票)の告示まで1カ月を切った。立憲は羽田氏の弟次郎氏(51)、自民は元衆院議員の医師、小松
裕氏(59)の擁立を決めており、与野党の新人による事実上の一騎打ちになる見通しだ。
◇鍵は野党共闘
羽田氏の地元、上田市で6日にあった事務所開き。立憲民主党県連代表の篠原孝・元副農相(衆院長野1区)は「ダブルスコア
で勝たせていただきたい。その勢いを(衆院)総選挙に向けたい」と支持者に訴えた。今年は衆院選が必ず行われるだけに、
勝ち方にこだわる姿勢を強調する。  野党勢力は2016、19年の参院選に共闘で臨み、自民の候補に大差を付けて勝利して
きた。今回も立憲、共産、社民と市民団体で構成する「信州市民アクション」で政策協定を結び、非自民勢力の結集を図る。
羽田氏は「兄(雄一郎氏)も父(孜元首相)も『自民党に対抗しうる政治勢力を結集する』との思いで政治活動を行って
きた。私も継承していきたい」とその受け皿になる意欲を示す。
気掛かりなのは、過去2回の参院選で各党間の調整を担ってきた元県議で立憲県連選対委員長代理の倉田竜彦氏が2月に死去
したことだ。ある野党関係者は「中心になってやってくれていた。『影響がない』と言うことはない」と不安がる。
望むような結果を得られるかどうか。野党共闘がどれだけ機能するかが鍵になる。
◇自民 党本部が引き締め
「経済界も医療も一緒になって前に進む。その役割を担わなければいけない。医療と経済は対立するものではない」。
4日、長野市内のホテルで、小松氏は県内の経済団体代表者らにこう強調した。19年参院選で、小松氏は雄一郎氏に15万票の
大差を付けられ敗北。落選中、医師である小松氏は新型コロナウイルスの感染拡大を目の当たりにし、「暮らしと命を守る
ことができるのは政治。志した原点を思い出した」と立候補を決意した。
前回選は国会議員や県議の連携不足が指摘された。今回は菅政権初の国政選挙で注目を浴びており、党本部が目を光らせて
いる。公認決定後、党本部の山口泰明選対委員長が何度も来県してこ入れ。前回選は県議が衆院小選挙区ごとの責任者だった
が、今回の補選は衆院議員ら選挙区支部長が責任者に就任し、票固めに奔走する。
今秋までに必ず行われる衆院選に向けた対策の側面もあるが、陣営関係者は「今回は小松選対ではなく自民党選対としての
戦いだ。党本部が引き締めており、支部長らの働き度合いは票数で確認できる」と指摘した。
補選には、NHK受信料を支払わない方法を教える党職員の神谷幸太郎氏(44)が同党公認で出馬を表明している。

(3月9日)
立憲民主党の枝野幸男代表は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。官房長官として東京電力福島第1原発の事故対応にあたった
経緯を振り返りつつ「東日本大震災以降、原発ゼロの思いは変わっていない。原発を止めるためのアプローチはすぐにでも
始めないといけないと思っている」と述べた。
枝野氏は東日本大震災の発生時には、いかに早く正確な情報を集めるかにもっとも苦労したと語る。福島第1原発事故に
ついても当初は「情報がなく状況がわからなかった」とし、当時の菅直人首相が東京電力本店に乗り込んだ経緯などを
語った。「原発ゼロ」の実現については、「最も大きな問題は使用済み核燃料だ。この問題を解決しない限り、最終ゴール
には到達できない」と指摘。「原発を稼働すれば、使用済み核燃料は増える。原発を使わずに、使用済み核燃料の問題を解決
し原子力の技術を高めていかなければならない」とし、「難しさは誰よりもわかっている。だからこそ、やらなければなら
ない」と強調した。

(3月10日)
立憲民主党の安住淳国対委員長は10日、国会内で自民党の森山裕国対委員長と会談し、総務省の接待問題をめぐり、NTT
の澤田純社長らを参考人として16日に衆院総務委員会か予算委員会に招致するよう求めた。

(3月11日)
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故当時に菅直人内閣の官房長官だった立憲民主党の枝野幸男代表は、発生から10年
を迎えた11日、国会内で記者団に「(被災した)当事者の立場からは『許せない、至らない』とさまざまな思いをされた方
がたくさんいると思うし、私自身も『もっとできたことがなかっただろうか』とじくじたる思いです」と述べた。
「復興の総仕上げに向けて全力で取り組みたい」と語る菅義偉首相を念頭に「ふるさとがよみがえったと多くの皆さんが感じ
られる復興は今日がスタート。仕上げでもまとめでも何でもない」とも語った。
また、停止した原発の多くが再稼働していない現状から「(電力供給の面で)原発に依存しないで社会は成り立つと既に実証
されている」と強調。経済や雇用面で原発を必要としている立地地域に「寄り添い」ながら、原発が稼働していない状況を
恒久化すべきだとの認識を示した。災害対応にあたる危機管理庁の創設も訴えた。  NTTが過去、総務相在任中の自民党
議員らを接待していたとする文春オンライン報道についての質問には「今日は、特に私は震災10年以外の話を申し上げる
べきではない」と黙した。

(3月12日)
4月の参院広島選挙区再選挙に、立憲民主党が広島県福山市在住のフリーアナウンサーの女性(45)を擁立する方向で最終
調整していることが12日、分かった。複数の関係者が明らかにした。

(3月14日)
参院長野選挙区補欠選挙(4月25日投開票)をめぐり、立憲民主党候補の羽田次郎氏(51)が共産党や市民団体と結んだ政策
協定が波紋を呼んでいる。
「日米同盟に偏った外交」の是正が盛り込まれているとして、推薦した国民民主党や立憲の支持団体である連合が反発。
立憲内からは、秋までに行われる次期衆院選への影響を危惧する声も出ている。
「党本部が協定に拘束されるものではない」。立憲の福山哲郎幹事長は9日の記者会見で、政策協定はあくまで県連レベルの
動きだと強調し、火消しに追われた。
立憲は党綱領で外交方針について「健全な日米同盟が軸」と明記している。一方、協定は日米同盟破棄を主張する共産に配慮
したとも映る内容で綱領とはずれがある。背景には、協定をまとめた立憲県連が長野県内で一定の支持を持つ共産を重視して
いることがある。
共産と距離を置く国民は「党の基本的な外交理念と相いれない」(玉木雄一郎代表)と批判。連合も「この文面では駄目だ。
前例になってはならない」(幹部)と不快感を示す。国民が推薦の取り下げを示唆したため、事態収拾に向けて立憲の平野
博文選対委員長は県連に協定の修正を要請。だが県連側は「修正すれば話がこじれる。選挙は勝つことが一番大事だ」として
拒否した。立憲幹部は「このままでは自民党から野党共闘にくさびを打ち込まれる」と危機感を隠さない。
長野補選は同日選となる衆院北海道2区補選、参院広島選挙区再選挙とともに、次期衆院選の行方を占う。
東京五輪・パラリンピック前の衆院解散の観測も流れる中、野党内では長野での不協和音が衆院選全体に波及しかねないとの
懸念も漏れ始めた。国民幹部は「長野の件を認めたら衆院選でも踏み絵を踏まされる」と警戒。立憲幹部は「調子に乗って
共産とやり過ぎると他の地域で連合が離れかねない」と指摘した。

(3月15日)
総務省幹部らによる違法接待問題で15日、参院予算委員会の集中審議に放送事業会社「東北新社」の中島信也社長、NTTの
澤田純社長が初めて参考人招致された。中島氏は子会社が外資比率で放送法違反となっていた不備を認めて謝罪したが、
菅首相の長男が接待要員だったことは否定した。澤田氏は自民党の総務相経験者らとの接待で贈収賄疑惑は否定したが、野党
からは厳しい質問が続いた。総務省幹部らによる違法接待問題は、異例の民間人2人の国会招致となった。
東北新社は2016年7月から総務省幹部らを相手に計39回の接待を行い、半数以上の21回は同社に勤務する菅首相の長男正剛
氏が同席している。立憲民主党の福山哲郎幹事長は正剛氏について「総務省の接待関係の重要な役割を担っていた」と指摘
した。 東北新社の中島氏は「大変、優秀な若者でございますけれども、総務省との、接待要員のためにいたのではない」など
と強調した。そして、正剛氏が「接待において一定の役割を担っていたとは考えていない」と、キーマン役だったことを否定
した。野党側から接待を繰り返した目的を問われると「顔つなぎ」としたが、正剛氏の役割については「報告が上がって
いない」との答えにとどまった。 また中島氏は、東北新社が17年8月に外資比率が規制対象の20%を超えて違法状態にある
ことを認識し「何とか認可を頂きたい」と総務省側に相談したと証言した。当時総務省課長だった鈴木信也総合通信基盤局
電波部長に面会し、違法状態を回避するため子会社を新設し、衛星放送事業の承継を提案したという。 総務省側は「報告を
受けた覚えはない。当時の文書やメモにそのようなものはなかった」などとし、両者の説明は食い違っている。野党は鈴木氏
の参考人招致を求め、与党は容認する方針を固めた。 福山氏は、自民党の総務相経験者などへの高額接待が明らかになった
NTT澤田氏に対し「菅首相と1度でも会食をしたことはあるか」と確認した。澤田氏は「上場企業の社長が個別にどなたかと
会食をしたか否かを公の場で公開することは事業に影響を与える」と回答を拒み、「業務上の要請を行った。便宜を図って
いただいたことはない。贈収賄の規定には反しない」と弁明した。 福山氏ら野党は澤田氏に武田良太総務相との会食の有無を
質問したが、武田氏は「個別の事案1つ1つにお答えするのは控えさせていただきたい」と7回繰り返し、回答を拒絶。
この日、総務省は職員ら計144人を対象に、実態調査を実施することを発表したが、疑惑は広がる一方で終息は見えない。

(3月16日)
立憲民主党の枝野幸男代表は16日、結党から15日で半年を迎えたことについて「『結党から何カ月、何年』という後ろ
向きな話には関心がない。私は前を向いている」と記者団に語った。
立民の政党支持率の低迷が続く中、次期衆院選に向けた党勢拡大に関しては「自民党に勝つための戦いをしていくので、
手の内をさらしたら勝てるはずがない」と答えなかった。
自民党は次期衆院選を見据え、立民の支持団体である民間労働組合との関係強化を新たな運動方針案に盛り込んだ。
立民の選挙戦略に影響が生じる可能性があるが、枝野氏はこの件についての質問に対しても「他党の運動方針に関心がない」
とだけ述べた。

(3月17日)
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)のテロ対策の不備発覚を受け、与野党は17日、衆院の経済産業委員会と
原子力問題調査特別委員会による連合審査を18日に開くことを決めた。
東電の小早川智明社長が参考人として出席する。立憲民主、共産両党は相次ぐ東電の失態を厳しく追及し、原発再稼働を容認
する菅政権にもダメージを与えたい考えだ。
立憲の安住淳国対委員長は17日、国会内で記者団に「原子力事業を運営する資格があるのか」と東電を厳しく批判。
この後、自民党の森山裕国対委員長に会い、連合審査開催に同意を得た。
共産の穀田恵二国対委員長は記者会見で「再稼働を優先する中で起きた」と政府に矛先を向けた。

(3月18日)
立憲民主党の枝野幸男代表は18日、衆院議院運営委員会で、菅義偉首相が4都県に出している緊急事態宣言を21日に
解除することについて、「解除は時期尚早であり、反対せざるをえない」と批判した。
枝野氏は「東京や埼玉ではすでにリバウンドが始まっている。変異株の拡大を考えると、この状態で解除すれば感染者
が急増する可能性が高い」と指摘した。
そのうえで「十分に感染が収まらないまま解除を強行して第4波が生じたら、内閣総辞職ではすまない、大きな政治
責任が生じる」と迫った。
これに対し、首相は「客観的な数値に基づいて、専門家のご意見を踏まえながら判断をした」と説明。「今後も感染
拡大を抑え、一日も早く収束することに全力を尽くすのが私の責任だ」と述べた。
枝野氏は質疑終了後、記者団の取材に「首相に覚悟がないことが明らかになった。リバウンドの兆候が見えているのに
解除することは賛成できない」と改めて批判した。
共産党の志位和夫委員長も18日の記者会見で、新規感染者が増加傾向であり、変異株の懸念もあるとして「いま解除
することには反対だ。政府の対策が行き詰まり、破綻したのが現状だ」と指摘。「十分な補償や大規模検査による感染
封じ込め」など対策の充実を訴えた。

(3月19日)
日本維新の会の鈴木宗男参院議員と立憲民主党の小西洋之参院議員との間で起きたバトルで19日、小西氏が一方的な
〝勝利宣言〟だ。
18日の参院予算委で宗男氏が小西氏の言動を問題視したことで勃発したバトル。
この日、宗男氏はブログで「小西氏は、ブログ等で書き込みをしているようだが、言いたいことがあるなら堂々と言って
来たら いい。私は逃げ隠れしないし、言い訳もしない」と直接対面を望んでいた。
ところが小西氏は「ムネオ節炸裂!吠える立民・小西氏に『言いたいことがあるなら堂々と言ってこい」』と題した本紙
記事 を引用する形でツイッターを投稿。「鈴木氏は予算委での暴言(事実無根の誹謗中傷)の後、目が合ったので睨み
付けるとペコ ペコ頭を下げていた」と記し、いわばメンチを切ったら、謝罪してきたというのだ。
さらに〝小西節〟は止まらない。「自民党に入りたい一心の売名行為と言われている。鈴木氏は各委員会で狼藉を繰り返して
おり、 予算委でも会議録削除が協議されている」と宗男氏を狼藉者呼ばわり。最後には「相手にする価値もない」と切り
捨てた。
ここまで激しく罵倒されて、宗男氏が黙っているハズがない。宗男氏 VS 小西氏はとんでもない展開になってきた。

(3月20日)
立憲民主党が、衆院選の愛媛1区で、元参議院議員・友近聡朗さんの擁立を目指していることが分かった。
関係者によると、今月24日に、立憲民主党の平野博文選挙対策委員長が来県し、正式に友近聡朗さんに出馬を要請をする
予定。 友近さんは、松山市出身の45歳。愛媛FCのキャプテンとしてJリーグ昇格に貢献、2007年の参院選に無所属
で出馬し、現職を破って初当選した。2012年の衆院選では愛媛2区に、日本未来の党から出馬したが落選、現在松山市で
会社を経営している。 20日、南海放送の取材に対し友近さんは、「今は白紙の状態。24日に話を聞かせてもらって検討
したい」とコメントしている。
なお、次期衆院選愛媛1区には、自民党現職の塩崎恭久さん(70)と共産党新人の片岡朗さん(61)が立候補を予定して
いる。

(3月21日)
任期満了に伴う千葉県知事選は21日投開票の結果、立憲民主党県連などが支援した無所属新人の前千葉市長熊谷俊人氏が、
自民党推薦の元県議関政幸氏ら7新人を破り、初当選を確実にした。熊谷氏は日本維新の会、国民民主、社民各党の県組織に
加え、自民、公明両党の一部国会議員の支持も受けた。公明党は自主投票。与党の足並みは乱れ、7月の東京都議選や次期
衆院選を控え、不安を残す結果となった。
無所属3新人の争いとなった千葉市長選も同日行われ、熊谷氏後継の元副市長・神谷俊一氏が、自民党元市議小川智之氏らに
勝利を確実にした。

(3月22日)
立憲民主党の安住淳国対委員長は22日夜のBS-TBS番組で、6月16日の今国会会期末までに菅義偉内閣に対する
不信任決議案を提出したいとの意向を示した。
「私が(国会運営の)責任者である限り、最後はそういう結論に持っていかなければならないと思っている」と答えた。
立民は今国会で、新型コロナウイルス感染症対策や総務省幹部をめぐる接待問題で菅義偉政権への批判を強めている。
また、安住氏は同番組で「(野党側の)総大将として枝野幸男代表ががんばってまとめるということだ」と強調。決議案の
提出に際し、共産、国民民主両党など他の野党と足並みをそろえられるかどうかが次期衆院選での野党共闘の試金石になる
との認識を示した。

(3月23日)
立憲民主党の安住淳国対委員長は23日、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会談し、安全保障上重要な土地の売買取得
などを規制する「重要土地等調査法案」に反対の方針を伝えた。
共産党も同様の考えで、提出されれば与野党対決型の法案となる見通しだ。

(3月24日)
立憲民主党の蓮舫代表代行は24日の記者会見で、柔道家の古賀稔彦さんの死去について「同世代で、勇気やパワーを
もらったし、みんなに感動をくださった」と称賛した。 その上で「東京五輪・パラリンピックの開催の是非はともかく、
非常に(五輪に)期待されていたのではないか。 無念の中でのご逝去かもしれない」と悼んだ。
古賀氏は平成4年のバルセロナ五輪で金メダルを獲得した。

(3月25日)
立憲民主党の泉健太政調会長は25日の記者会見で、憲法53条に基づく臨時国会の召集要求があった場合の召集期限を
明記する憲法改正の是非を問われ「もし憲法改正をすることになるなら、この点は多くの国民が合意できる内容ではないか」
と述べ、肯定的な見方を示した。
憲法53条は、衆参いずれかの4分の1以上の議員が召集を要求すれば、内閣は召集を決定しなければならないと規定する
が、召集までの期間は記されていない。
同党の小西洋之参院議員は、平成29年の野党の召集要求に対し、安倍晋三内閣(当時)が応じなかったのは違憲だとして、
内閣の召集義務の確認を求めて提訴。東京地裁は今月24日、「訴えは不適法」と却下した。
こうした問題は53条を改正し、召集期限を定めれば改善につながる。立民の枝野幸男代表は過去に改正に前向きと取れる
発言をしている。
旧立民時代の平成29年11月の衆院本会議で、改憲による期限設定について「今、議論が必要」と主張。同党の亀井亜紀子
国際局長も平成30年7月の衆院本会議で「わが党は憲法を一字一句変えてはいけないという政党ではない。53条は改正の
必要があると考える」と訴えていた。

(3月26日)
衆院北海道2区補選(4月13日告示、同25日投開票)で「野党共闘」を模索する立憲民主、共産、社民の各党と市民団体
「戦争させない市民の風・北海道」は26日までに、立憲の松木謙公前衆院議員を統一候補とすることでほぼ合意した。
28日に政策協定を結ぶ方向で最終調整している。複数の関係者が明らかにした。
「市民の風」が昨年末、道2区補選での勝利を目指して3党に共闘を打診。自民党道連が1月に候補者を擁立しないことを
決めた後も、今秋までに行われる総選挙を視野に候補者の一本化を模索してきた。
候補者擁立を表明していた立憲と共産は、「市民の風」が提示した政権交代や「政治とカネ」の問題解決などで一致した
ものの、共産が「原発ゼロ」などの政策を盛り込むよう主張し、調整を続けていた。25日の協議で、共闘での勝利を最優先
にすることを改めて確認。共産が平岡大介前札幌市議の擁立を取り下げることを承諾したという。社民を含めた4者は最終
調整を行い、28日に政策協定に合意する予定だ。
同補選にはこれまで、日本維新の会が山崎泉氏、NHK受信料を支払わない方法を教える党が斉藤忠行氏の擁立を表明。
政治団体代表の小田々豊氏、無所属の弁護士長友隆典氏、無所属の元アナウンサー鶴羽佳子氏も立候補を表明している。

(3月27日)
立憲民主党の蓮舫参議院議員が26日夜、ツイッターに新規投稿。森喜朗元首相が同日夜、都内で行われた河村建夫元
官房長官のパーティーで、衆院議員会館の河村氏事務所にいる女性秘書について「女性と言うには年」と発言したという
報道を受け、「もう、ね…」とだけ反応した。
森氏は旧知であると説明したベテラン秘書について「河村さんの部屋に大変なおばちゃんがいる。女性と言うには、
あまりにもお年だ」と述べたという。森氏は「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」といった発言
で東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を2月に辞めたばかりだった。
一連の経緯を受け、ツイッターには「何も反省していない」「ここまで学習能力がない人もなかなかいません」などと
批判コメントが続き、「女性蔑視発言」「知人女性」など関連ワードがトレンドに。
また、森氏発言とは別に「(コロナ禍の)今でも政治家たちが平気でパーティーをやってることにもあきれた」との指摘
もあった。
蓮舫氏は、五輪組織委員会会長だった森氏の女性蔑視発言に対し、2月3日付投稿で「もう、いい加減にしてください」
と苦言を呈していた。「もう、ね…」というフレーズは、麻生太郎財務相がマスク着用について「いつまでやるの?」と
発言したことを記した3月19日付投稿でも使っており、その時は「ズレてます」という苦言が続いたが、今回の森氏発言
には絶句したかのように、それ以上のコメントはなかった。

(3月28日)
立憲民主党の安住淳国対委員長は28日のNHK番組で、菅内閣に対する内閣不信任決議案の提出を検討する考えを改めて
示した。
「長期自民党政権に、われわれの考え方を伝える重要な方法だ。準備をしたい」と強調した。
自民党の柴山昌彦幹事長代理は衆院解散・総選挙の時期について「菅義偉首相の専権事項だ。いつ首相が決断しても大丈夫
なように、しっかりとした選挙準備を進めていきたい」と述べた。
安住氏は、今国会の政府提出法案にミスが相次いでいることに関し「行政に対する信頼が失われる」と批判。
2021年度予算に盛り込まれた新型コロナウイルス対策費も少なすぎるとした。

(3月29日)
立憲民主党の福山哲郎幹事長は29日夜、野党が内閣不信任決議案を提出した場合は「直ちに解散で立ち向かうべきだと
(菅義偉首相に)進言したい」と発言した自民党の二階俊博幹事長に対し「決議案を出す、出さないに関係なく、この新型
コロナウイルスの状況で解散できるならどうぞ。いつでも受けて立つ」と応酬した。国会内で記者団の質問に答えた。
二階氏は同日の記者会見で「不信任案を出してくる限りは与党は解散に打って出る覚悟を持っている。だから、いつでも
どうぞ」と野党を牽制した。

(3月30日)
立憲民主党(枝野幸男代表)は30日、次期衆院選岐阜5区の公認候補者に新人の今井瑠々(るる)氏の擁立を発表した。
今井氏は岐阜県多治見市出身の24歳。中央大学法学部を卒業後、東京都内のコンサルタント企業に就職し、今年2月に
退社した。
永田町では菅義偉首相(72)が4月中に〝一丁目一番地〟の目玉政策であるデジタル庁法を成立させた直後「28日~
30日に衆議院解散・総選挙(5月11日公示、23日投開票)に踏み切るのではないか」との見方がされている。
今井氏は4月4日に誕生日を迎えるが、衆院選に立候補できる25歳以上の要件をクリアできる。
ちなみに現在の最年少国会議員の記録保持者は、2000年の衆院選で社会民主党の候補者として比例代表南関東ブロック
から立候補した原陽子氏が、25歳4か月で当選している。
今井氏は4月衆院解散で当選すれば、原氏の最年少国会議員記録を更新する。
福山哲郎幹事長(59)は「来月4日に25歳になる女性候補者です。高校の時に東日本大地震のボランティアに行って
から、ずっと政治に関心を持ち続けてきたと。全国最年少の候補者になると思います」と話した。
今井氏の正式な出馬会見には、枝野氏が出席の方向で調整。選挙では自民党の現職で内閣府特命大臣などを歴任した古屋圭司
衆院議員(68)らに臨むことになる。「今井氏は、同世代の声をしっかり受け止めて国会に届けていただくということで、
非常に元気な方で、枝野代表、われわれとしても非常に期待しています」(福山氏)
次期衆院選で憲政史上最年少の女性議員が誕生となるか。

(3月31日)
立憲民主党の安住淳国対委員長は31日、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会談し、武田良太総務相に対する不信任決議案
の提出方針を伝達した。