【2024年】

(5月1日)
衆院は1日、補欠選挙で当選した亀井亜紀子氏(島根1区)と山田勝彦氏(長崎3区)が立憲民主党会派に入会したと発表
した。4月28日投開票の衆院3補選はすべて同党公認候補が当選した。
新たな勢力分野は次の通り。自民・無所属の会257▽立民・無所属99▽維新・教育45▽公明32▽共産10▽国民・無所属
クラブ7▽有志の会4▽れいわ3▽無所属7▽欠員1。

(5月2日)
7月の東京都知事選に向け、立憲民主党など野党と市民団体による候補者選定委員会が1日に東京都内で開かれ、候補者を
数人に絞った。選定作業を進め、月内に一定のメドをつけたい考えだ。
選定委は立民や共産党などが統一候補擁立のため2月に設置し、この日は4回目の開催。非公開の会合後、立民都連の手塚
仁雄幹事長が取材に応じ、候補者を「5人以内」に絞り込んだことを明らかにした。志望している人に加え、以前に打診
したものの難色を示した人もいるという。今後、手塚氏が改めて接触を図り、出馬の意向を聞くなどする。
手塚氏は、衆院東京15区補欠選挙などで小池知事が応援する候補が敗れたことに触れ、「政治全体に変化を求める声が
強まっているのではないか。しっかり絞り込んでいく」と述べた。

(5月3日)
憲法記念日の3日、与野党はNHK番組で討論した。自民党憲法改正実現本部の加藤勝信事務総長は「大型連休明けに具体的
な改憲原案の作成に入り、ベースにして議論を深めたい」と主張。
立憲民主党の逢坂誠二憲法調査会長は、岸田文雄首相が9月までの自民総裁任期中の改正を掲げていることを踏まえ「期限
を区切る首相の誘導に乗らず、冷静に議論したい」と反論した。
日本維新の会の音喜多駿政調会長は「首相の公約のためには遅くとも7月末までの国会発議が必要だ」として、原案を作成
する起草委員会を一刻も早く発足させるべきだと訴えた。

(5月4日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は4日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、前日に続き、水俣病被害者団体との懇談会に
おける環境省側の対応についての報道を踏まえ、怒りの私見をつづった。
1日に熊本県水俣市内で開かれた、四大公害病の1つである水俣病の犠牲者慰霊式後の団体と伊藤信太郎環境相らとの懇談
会で、環境省側が被害者団体側の話をさえぎったりマイクの音を絞るなどの事態が起きたとして、環境省側の取った対応が
大きな問題になってきている。
小沢氏は、当時の状況について報じた朝日新聞の報道と「『時間です』水俣病患者側の発言遮りマイク切る 環境相と懇談
で国側」という見出しを引用した上で「『言いたいことはそれだけだな?じゃあ次』。苦しむ国民を、政権のやってるふり
に利用するだけ。端から話を聞く気なんて無い。人々の苦しみをあざ笑う狂った政治。自民党を壊さないと国が壊れる。
刮目を」と投稿した。
小沢氏は3日にも今回の問題について、報道を引用する形で私見を連続投稿。そのうちの1つの投稿では「聞く力…。岸田
総理が自分の売りとするこの言葉。音声として聞くだけという意味なら、あまりに国民を馬鹿にしている。今回は、音と
してさえ聞かないということ。聞く耳持たない自民党政治。自民党が国民の訴えを遮るなら、国民もまた自民党の訴えに
聞く耳など持つ必要は無い」と、ポストしている。

(5月5日)
アイヌ民族への差別を禁じたアイヌ施策推進法は、24日で施行から5年を迎える。  同法付則は、5年の経過後に施行状況
を検討し、必要があれば「所要の措置を講ずる」と明記。自民党の杉田水脈衆院議員による差別的投稿をきっかけに、罰則
規定を求める声が強まっているが、政府は慎重姿勢だ。
杉田氏は2016年、国連の会議に出席した際に「アイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。同じ空気を吸っている
だけでも気分が悪くなる」と自身のブログに投稿。昨年9月に札幌法務局から人権侵犯と認定された。アイヌ関連事業を
巡り、「公金チューチュー」と関係者をやゆするなど、その後も物議を醸す言動を繰り返している。
同法は、アイヌに対する差別を禁じているが、罰則規定はない。アイヌや学者らによる「アイヌ政策検討市民会議」の
ジェフリー・ゲーマン代表は「現行法は全く効果がない」と訴える。野党からは、速やかな対応を求める声が上がる。
立憲民主党の水岡俊一参院議員会長は、2月の参院代表質問で「今こそ改正の検討を始めるべきだ」と主張。別の立民幹部
も「政府はこの問題を真剣に受け止めてもらいたい」と強調した。ただ、政府内で法改正の機運は乏しい。政府関係者は、
アイヌ差別のみに罰則を設けると他の差別行為との整合性が問われると指摘。「現在も名誉毀損罪や侮辱罪で訴えることは
できる」との認識を示した。

(5月6日)
立憲民主党の泉健太代表は6日、自民党派閥パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡る与野党協議を見極めた
上で、今国会中に内閣不信任決議案を提出するかどうか決めたいとの考えを示した。
福岡市で記者団に「これだけの裏金事件を起こした自民党が反省しないのであれば、しかるべき判断をしたい」と語った。
岸田文雄首相が指示した与党案の早期取りまとめについては、政治資金パーティーや企業・団体献金の禁止、政策活動費の
使途公開が盛り込まれるかどうかを注視すると強調した。

(5月7日)
自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法改正をめぐり、野党4党の国会対策委員長が7日、国会内で会談した。
政党から議員個人に渡される政策活動費の開示、企業・団体献金の禁止、「連座制」強化の3点で一致したが、野党各党の
改正案を一本化する見通しは立っていない。
日本維新の会、共産党、国民民主党との会談後、立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に、「各党の違うところは、その
党の考えとして法案を出す。しかし、合意できる点でしっかり攻めていく」と説明した。
維新の遠藤敬国対委員長は会談で、「一緒に法案は出せない」と述べたという。会談では、規正法改正案を議論する衆院
政治改革特別委員会をめぐり、岸田文雄首相の出席を求めることに加え、自民と公明党が協議している与党案を今週中に
まとめて特別委に提出することを自民側に求めることで野党で一致した。また、裏金づくりに関わった自民議員44人に
対し、野党は8日にも、国会の規程に基づいて、衆院政治倫理審査会(政倫審)に審査を申し立てることで合意した。
4月の衆院3補欠選挙で立憲が全勝した結果、申し立てに必要な委員数を野党側が満たすことになった。これまでは野党の
要請に応じた議員が政倫審に出席していた。

(5月8日)
参院憲法審査会は8日、今国会初の自由討議を行った。自民党は憲法が定める参院の「緊急集会」について、大規模自然
災害が発生した際に政府の求めに応じて速やかに開けるか検証すべきだと主張。
立憲民主党は、自民派閥裏金事件を踏まえて政治の信頼回復を優先すべきだと訴えた。
憲法54条は、衆院が解散されている間に「国に緊急の必要があるとき」、内閣は緊急集会の開催を要請できると規定して
いる。自民の佐藤正久氏は、緊急事態により衆院の総選挙を行えないまま任期が満了した場合にも開催は可能だとの認識
を示した上で、各議員への通知や定足数の確保などを検討事項に挙げ、「あらゆる事態を想定しながら確認してみる必要
がある」と提起。公明党の西田実仁参院会長も論点整理の必要性を指摘した。
これに対し、立民の辻元清美代表代行は裏金事件を取り上げ、「国民の信頼回復なくして憲法論議はない」と強調した。
その上で、憲法審で扱うテーマとして生成AI(人工知能)が国民投票や選挙に与える影響を提案した。
日本維新の会の片山大介氏は、議論のペースを上げるために定例日の水曜日以外にも憲法審を開催するよう呼び掛けた。
共産党の山添拓政策委員長は、岸田文雄首相が改憲への意欲を重ねて語ることについて「政権延命のための最悪の政治利用
だ」と批判した。

(5月9日)
立憲民主党の岡田克也幹事長と国民民主党の古川元久国対委員長は9日、国会内で会談し、自民党派閥の裏金事件を受け、
来週前半にも政治資金規正法改正案の共同提出を調整することで合意した。
政治資金収支報告書のデジタル化や政策活動費の廃止、議員本人の責任も問う「連座制」の導入など、両党の主張が一致
する内容を盛り込む。

(5月10日)
立憲民主党の泉健太代表は10日の記者会見で、次期衆院選に向け、自民党派閥裏金事件で政治資金収支報告書に不記載が
あった全議員の選挙区に対抗馬を擁立したいとの考えを示した。「特に力を入れて擁立を加速させ、裏金議員を許さない
との意思を示す」と述べた。 擁立目標を200人から引き上げる可能性もあると強調し「単独過半数を取れるだけの擁立を
目指したい」と語った。自民党の議席が過半数を割れば、政界再編や連立政権協議もあり得るとした。

(5月11日)
立憲民主党の泉健太代表は11日のインターネット番組で、次期代表選について問われ、「2年半、作ってきた(今の)体制
がある。『あとはお好きにやってください』と言えるかというと、それは無責任」と語り、続投への意欲を示した。
2021年11月に代表に就任した泉氏の任期は今年9月。4月の衆院3補欠選挙で公認候補が全勝したことを受け、泉氏は番組
で「自分のミッションは、総選挙の構え作りに全力を注ぐということだ」とし、自民党を超える第1党となるのが最大の
目標だと語った。
泉氏はこれまで、次期衆院選で現有議席の約1・5倍となる150議席を得られなければ「代表の立場にない」と公言して
いる。衆院の単独過半数は233議席以上だが、10日の記者会見では、擁立目標について問われ「もし200人擁立が達成
でき、衆院選まで時間がある環境ならば目標の修正もありうる」と、候補者のさらなる上積みを目指す可能性に言及。その
うえで「単独過半数を取れるだけの候補者をめざしたい」とも語った。

(5月12日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は、都内で開かれたパーティーで“自民党政権の崩壊が近い”と話し、政権交代の実現を
訴えた。 民主党の幹事長をつとめた輿石東元参院副議長は12日、自身の回顧録の出版を記念したパーティーを東京都内で
開き、自民党の麻生副総裁や甘利前幹事長、立憲民主党の泉代表や野田元総理ら与野党の重鎮が出席した。
立憲民主党・小沢一郎衆院議員(元民主党代表) 「(自民党政権も)崩壊が近いと思っております。したがって、我々は
力をあわせて、政権奪取を、政権交代を成し遂げる」 小沢氏は、自民党の派閥の裏金事件などを念頭に“自民党政権も
ほころびが見えている”と指摘した。一方で、麻生氏は「ますます活躍いただいて、泉代表あたりをしっかり指導して
もらいたい」と輿石氏に呼びかけた。

(5月13日)
立憲民主党の安住淳国会対策委員長は12日のBSテレ東の番組で、国民民主党との候補者調整が次期衆院選の勝敗のカギ
を握るとの見方を示した。自民党派閥の政治資金規正法違反事件で自民への批判が強まっている現状を踏まえ、「北海道
から沖縄まで、国民民主党とすみ分け、いい候補者を出せば、政権交代は決して夢ではない」と述べた。
安住氏は番組で「対抗する自民党に遜色ない候補をどれだけ立てられるかが課題だ」とも語った。

(5月14日)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は14日、同党が政治改革案として掲げる企業・団体献金と政治資金パーティーの全面禁止
に異議を唱えた。献金禁止について「反対だ。何をばかなことをやっているんだ」と述べ、執行部を批判した。国会内で
記者団の質問に答えた。
小沢氏は「企業が悪だという前提に立っている」「自由なところは自由にし、全部公表すればよい。いいか悪いかは国民が
審判する」と主張した。パーティーについても「何が悪いのか。(自民党議員が)明らかに悪いことをしているのに何も
(法的)処罰がないことが問題だ」と強調した。小沢氏は自民党幹事長経験者。

(5月15日)
立憲民主党の次期衆院選に向けた候補者擁立が「頭打ち」となっている。目立つのは、自民党の派閥裏金づくりに関わった
議員への対抗馬の遅れ。強固な地盤を持つ自民議員が多く、「勝てる候補探し」(立民関係者)が難航している。
泉健太代表は政権交代をにらみ単独過半数(233議席)を目指すと意気込むが、足元の準備は追い付いていない。
4月の衆院3補欠選挙で全勝して以降、泉氏は「できる限り単独過半数を取れるだけの候補者(擁立)は目指したい」と
強気の発言を連発。小選挙区に200人を擁立する現行目標の上方修正に意欲を示した。
「政治とカネ」の問題を最大の争点に掲げる考えで、泉氏は「裏金議員を許さないという意思を示す。対立候補を立てる」
と旗振りに躍起だ。ただ、現時点の立民候補者は約180人にとどまる。裏金化に関わった自民議員らが立候補を予定する
選挙区は50超あるが、このうち立民は15選挙区で候補不在だ。特に、自民の萩生田光一前政調会長(東京24区)、高木毅
前国対委員長(福井2区)、西村康稔前経済産業相(兵庫9区)、武田良太元総務相(福岡11区)ら、大物「裏金」議員
への「刺客」選びが滞る。いずれも自民政権で要職を歴任し、高い知名度を有する強敵。中でも高木、西村、武田の3氏
は、自民が下野した2009年衆院選でも小選挙区当選を果たした。立民幹部は「誰でもいいから立てればいいというわけ
ではない。勝てる候補でなければ意味がない」と語った。
他の野党との連携も見通せていない。「野党第1党」獲得を狙う日本維新の会は、立民と100選挙区超で競合し、候補調整
を拒否している。衆院3補選で立民を支援した共産党も、衆院選では比例票獲得を重視し、一方的な小選挙区候補の取り
下げには否定的だ。国民民主党も調整には原発や安全保障など基本的政策の一致が必要との立場を崩していない。
立民の小沢一郎衆院議員は14日、国会内で記者団に「野党がまとまれば絶対に勝つ。難しいことではない」と述べ、野党
間の調整が進まないことへの不満をにじませた。

(5月16日)
立憲民主党の野田佳彦元首相は16日のBSフジ番組で、9月の党代表選出馬に慎重な考えを示した。泉健太代表の下、4月の
衆院3補欠選挙で全勝したことに触れ「勝っているリーダーにクーデターを起こし『俺に代わる』との話ではない。トップ
でなければいけないとの思い上がった気持ちはない」と述べた。
一方、静岡県知事選や7月の東京都知事選の対応が泉氏の試金石になるとも指摘。次期衆院選では、日本維新の会も含めた
野党間の候補者調整が必要との認識を重ねて強調した。

(5月17日)
立憲民主党の岡田克也幹事長と国民民主党の古川元久国対委員長は17日、国会内で会談し、自民党派閥の裏金事件を
受けた政治資金規正法改正案を20日に共同提出する方針で合意した。衆院会派「有志の会」も加わる。政治資金収支
報告書の記載や提出を会計責任者だけでなく代表者にも義務付け、政策活動費を禁止する。
自民案に対抗するため、立民と国民が共同提出に向けて実務者による協議を重ねていた。岡田氏は記者団に「与党が
まとまらなかった中、野党が大きな固まりで共同提案することは、これからの審議に向け意義がある」と強調した。

(5月18日)
立憲民主党の逢坂誠二代表代行は18日、静岡県知事選を巡る上川陽子外相の出産発言について「子どもを産まない女性は
女性ではないと受け取られかねない不適切な発言だ。配慮に欠ける」と取材に語った。

(5月19日)
読売新聞社の全国世論調査で、次期衆院選後にどのような政権を望むか尋ねたところ、「自民党中心の政権の継続」と
「現在の野党中心の政権に交代」が、いずれも42%で並んだ。次期衆院選の比例選投票先は、1位が自民党の27%
(前回4月調査26%)、2位が立憲民主党の15%(同10%)、3位が日本維新の会の10%(同10%)だった。
調査は5月17~19日に実施した。

(5月20日)
立憲民主党の野田佳彦元首相は20日の衆院予算委員会で、自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法改正をめぐり、
自民党が17日に国会に単独提出した改正案に記された政策活動費の扱いをめぐり、「大きなブラックボックスから小さな
ブラックボックスになった」と、皮肉を交えて批判した。
使途公開の必要がない政策活動費の扱いについては、今回の政治資金規正法で大きな焦点となっているが。自民案は50万
円以上の支出があった場合について「組織活動費」「選挙関係費」など項目ごとにその使途を党に報告することにした
ものの、立憲民主党などは政策活動費の禁止を求めており、野党より緩い内容となっている。
野田氏は岸田文雄首相との質疑で「政策活動費は、大玉の改革の対象。二階元幹事長の時には5年で約50億円渡されと
されるが、これは使途報告がなくていい渡し切りのお金。現幹事長にも10億円近く支出されている。これは巨大、巨額な
ブラックボックスだ」と指摘。「そのブラックボックスを、自民党はいくつかの小さなブラックボックスに分けると。
大きなブラックボックスが小さなブラックボックスになって、50万以上は公開という話になったようだけど、他党に
比べてこのテーマでもいちばん及び腰ではないですか」と述べた。
「人の党のことを言っちゃ悪いですが、例えば総理総裁を狙っている幹事長なら、こんなにおいしい軍資金はないですよ。
党内力学的にも、こんなことやっちゃいけないんじゃないですかね。と、私は思います」とも指摘。次期総裁選をめぐる
自民党内の権力闘争を連想させるようなフレーズで、首相を絶妙に挑発するような場面もあった。
野田氏は、自民党の改正案の内容や提出時期の遅さに不満を示し「顔を洗って出直してこいと、たんかを切りたくなる
くらいです。だけど、会期末が6月23日まででそんなことを言ってられないから、議論を進めないといけない」と述べ
ながらも、自民党案に企業団体献金の禁止が盛り込まれなかったことには「平成の政治改革の積み残しの企業団体献金に
全く触れないというのは、私は信じることができない」と指摘した。
これに対し、岸田首相は、政治改革大綱や過去の最高裁判決の内容などを持ち出し「企業団体献金は禁止するものではなく
して、透明度を上げるべき。これが今回の事案に対する再発防止として最も重要であるという考え方に基づいて、自民党の
案をまとめた次第であります」と主張した。

(5月21日)
■立憲民主党・小沢一郎衆院議員(発言録)
(政治資金規正法改正についての議論は)規制強化のことばっかりだろう。自縄自縛でどうしようもなくなる。(政治活動
に)カネがかかること自体は変わらないんだから。全部自前でやらなきゃいけないとなると、大金持ちしか政治はできない
ってことになるわけだ。
(政治家の責任を強化する「いわゆる連座制」で)警察と検察の判断に全部委ねるのはよくない。本当に大改革するなら、
経済でいう公正取引委員会みたいな、独立的な政治活動の「監視指導委員会」をつくるべきだと思っている。
(国会で記者団に)


(5月22日)
4月の衆院島根1区補選で与野党対決を制した立憲民主党の亀井亜紀子衆院議員が22日、日本外国特派員協会(東京都
千代田区)で会見した。補選の結果を踏まえて「今の自民党は国民に寄り添っていない」と批判し、早期の解散・総選挙
があった場合、野党が多くの統一候補を擁立できれば「政権交代は可能だ」と述べた。
亀井氏は勝因として、物価高などで国民の生活が苦しくなる中で自民派閥の政治資金パーティー裏金事件が起きた点を
挙げ、「一般市民の怒りは相当強かった」と分析。「今回は自民におきゅうを据えるという意味の一票が多かったのでは
ないか」と述べた。  国立大授業料値上げを視野に入れる自民調査会の提言に対して「子どもを減らして日本を滅ぼそう
としているのか」と批判した島根県の丸山達也知事の発言にも触れ、「賛同する。同じ感覚だ」と強調。「国民に寄り
添わず、生活が苦しくなる政策ばかり実行しようとすれば野党が自民を倒すことは可能だ」と主張した。
野党共闘は国民民主党と候補者調整を進める必要性を示し、島根1区補選と同様に共産党が擁立を見送る手法も「あり得
のではないか」と話した。

(5月23日)
衆院政治改革特別委員会は23日、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた各党の政治資金規正法改正案に
対する初の質疑を行った。自民は再発防止策が最優先だとして議員本人の厳罰化の意義を主張。立憲民主党や日本維新の会
は政策活動費の自民案に対し、「政治とカネ」問題を一掃する透明性確保が国民の要求だと批判した。
政策活動費や企業・団体献金の存廃、パーティーの在り方を巡る各党案の隔たりは大きい。自民の鈴木馨祐氏は自民案に
関し「有意義な見直しには真摯に対応したい」と言及したが、与野党協議の具体的見通しは立っていない。衆院特別委は
24日も質疑を実施する。特別委は自民案、立民・国民民主両党の共同法案、維新案を一括で審議。立民単独提出の政治
資金パーティー開催禁止法案なども同時に扱う。  自民が再発防止策と位置付けるいわゆる連座制は、政治資金収支報告
書の「確認書」交付を国会議員に義務付け、不記載の確認が不十分であれば、公民権停止につながる罰金を明記した。

(5月24日)
立憲民主党の岡田克也幹事長は24日、国会内で記者団の取材に応じ、会費2万円の自身の政治資金パーティーを27日に
大阪市で開催すると明らかにした。立民は自民党派閥パーティー収入不記載事件を受けてパーティー開催禁止法案を国会に
提出しているが、岡田氏は法案が成立、施行されていない現時点で自粛の必要はないとの認識を示した。
また、自民の山下貴司元法相は24日の衆院政治改革特別委員会で、立民の安住淳国対委員長も4月25日に会費2万円の
朝食会としてパーティーを開催したと指摘した。岡田氏は記者団に、パーティーは三重県四日市、津両市と東京、名古屋、
大阪で毎年開いていると説明。「自民がパーティーをやり放題の中で、自分たちの手を縛ると競争にならない」と述べた。
「わが党でパーティーを実施していない方もいる。都会では可能だと思うが、地方では難しい」とも語った。
24日の特別委では、立民の法案提出者の本庄知史衆院議員が「政治資金や選挙のルールは、各党、各議員、各候補者に
とって同一、同等の条件であるべきだ」などの理由から、現時点で所属議員にパーティー自粛を求めないのが立民の方針
だと説明した。その上で「パーティーそのものが政治不信の原因だ。禁止こそが信頼回復の唯一の方策だ」と訴えた。
立民では、大串博志選対委員長も6月17日にパーティーを予定していることが明らかになっている。

(5月25日)
与野党は国政復帰がささやかれるなど去就が注目されていた小池百合子都知事が、3選に向け立候補する意向を固めたこと
で選挙態勢の準備を本格化させる。
「首都決戦」となる都知事選の結果は衆院解散が取り沙汰される中、政局にも直結する。次期衆院選をにらみ、自民党は
今後、小池氏との協力関係を模索し、自民の派閥裏金事件で勢いづく立憲民主党などは対立候補の選定を加速化する。
4月の衆院3補欠選挙で「全敗」し党勢低迷にあえぐ自民は独自候補擁立を見送る方向。都知事選でも敗北すれば岸田政権
へのさらなる打撃は避けられないとして小池氏との連携を模索する。都連関係者は「連携の在り方は小池氏の意向次第」
と指摘。自民の小渕優子選対委員長は訪問先の宮崎市で記者団に「現段階では正式表明ではない」と述べるにとどめた。
公明党は小池氏と協力関係を維持したい考えだ。
立憲民主党は共産党や市民団体と候補者の選定を進める。衆院東京15区補選では小池氏が支援した候補者が惨敗した
ものの立民幹部は「小池氏個人への人気はまだ相当ある」と警戒する。

(5月26日)
立憲民主党の泉健太代表は26日、岡田克也幹事長ら党幹部による政治資金パーティーの開催と中止を巡る経緯に触れ
「多くの国民に疑問や違和感を覚えさせた」と反省した。
京都府福知山市で記者団に、自民党派閥の裏金事件を受けて立民が国会提出したパーティー開催禁止法案の審議中である
ことを考慮し、幹部間で協議したと明かした。
27日の党執行役員会で、党幹部のパーティー開催について改めて議論する考えも示した。
岡田氏は26日、仙台市で開かれた党会合で中止を決めた理由を説明。「仲間に『パーティーを開くべきではない』と言う
つもりは毛頭ない」と述べ、幹事長としての判断だと強調した。

(5月27日)
立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が27日、都内の党本部で会見し、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)
に無所属で出馬することを正式に表明した。 旧民主党政権下での事業仕分けで注目を集めた蓮舫氏は「反自民党政治、
非小池都政。私は東京都知事選にこの姿勢で臨みたい。古い政治と決別して、本当に必要な政策に予算をつける。そんな
都政をつくりたい。この8年間を、都民に問わせていただきたい。小池都政をリセットする。そんな東京都知事選挙に臨み
たい」と〝仕分け〟再現を予告した。
明治神宮外苑地区の再開発問題について、蓮舫氏は「先送りをしてはいけない。多くの方達、坂本龍一さんをはじめとした
著名な方も含めて異を唱えている。事業者側からの伐採に関する(保全策などの)報告を求めていますけれども、なぜ小池
さんはもっと早く迅速に、その報告を出すように言わないかがわかりません」と、都知事選の争点化を避けようとする小池
氏の姿勢をけん制した。
その上で「早く出させるべき。そしてその出た答えは、都民や多くの皆さま方に公開して、もう一度声を聴いて、都知事と
しての判断をするべき。都知事は、寄り添っていないという印象しかない」と指摘した。都庁で行われているプロジェク
ションマッピングなどの事業についても「やるやらないも含めて、この夏の都知事選で問うひとつの事例にもなる。通年で
やるべきものなのか、クリスマスだけでやるのか。浮いた予算で炊き出しであったり、困っている人たちに対する予算を
政策に回すことはできないんだろうか」と訴えた。

(5月28日)
東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を正式表明した立憲民主党の蓮舫参院議員(56)は28日、自身の
X(旧ツイッター)を更新し、27日の出馬会見で具体的に示さなかった都知事選の公約について「後日発表して細やかに
ご説明する」と投稿した。
蓮舫氏は27日の会見の際、公約は後日あらためて発表する考えを伝えたが、出馬会見の中に詳細な公約に触れなかった
ことを疑問視する声も一部で出ている。
蓮舫氏は「変えたいとかでなく具体的に何をしたいのか言わないと」などと記された第三者のXを引用しながら「昨日の
会見の質疑でお話しましたが、私の公約は後日発表して細やかにご説明しますね」と投稿。後日あらためて公表する意向
を強調した。その上で「今朝のテレビ番組でも『何をするかがない』と、私の会見を全部見ないで発言されてるコメン
テーターがおられましたが、私の公約はきちんと発表します」とポスト。会見についてのコメンテーターの一部評価に不満
を示した。蓮舫氏は27日にも、政治ジャーナリスト田崎史郎氏が情報番組で「都政をどうするかを語ってほしい」などと
述べたことを受け、Xに「田崎史郎さん、『都政をどうするか』を私の公約と共に日を改めて発表します。今日の会見でも
言いました。その前に、いつでも取材を受けます」「10年以上前は私の会館に来られて話を聞いておられましたが、最近
では何も聞かず番組で語られている姿、残念です」と投稿していた。
この投稿を受けて田崎氏は28日、TBS系「ひるおび」に出演した際、「蓮舫さんには取材していなくても蓮舫さんの側近
の人に昨日朝電話して聞いた話を、話している。取材していないかのように言われるのは心外」などと反論する「場外戦」
になっている。

(5月29日)
6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選に無所属で立候補することを表明している立憲民主党の蓮舫参院議員(56)
が29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。離党の意志を明言した。
蓮舫氏は27日に会見を開き、開口一番、自民派閥による裏金事件に触れ「この自民党政治の延命に手を貸す小池都政を
リセットする先頭に立つのが私の使命」と宣言していた。この日、離党についてのSNS投稿に対し「離党する方向です」
と主張。「政党にとらわれず、私の掲げる都政改革に共鳴してくださる1人でも多くの都民と共に都政をより良くして
いきたいです」と決意を新たにし、「『オール東京』そのために公約作りに力を入れているところです!」と呼びかけた。
都知事選では、立民、共産両党が蓮舫氏を、無所属で3選出馬の意向を固めた小池百合子知事(71)は自民、公明両党が
支援する方向で、与野党対決の構図。

(5月30日)
東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を巡って、出馬表明した立憲民主党の蓮舫参院議員がXで政治ジャーナ
リストの田崎史郎氏に苦言を繰り返している。蓮舫氏の都知事選戦略などの指摘について「直接の取材がない」と訴えて
いるが、田崎氏はテレビ番組で、蓮舫氏の事務所が取材の申し込みに対応しなかったことを批判。「蓮舫氏の側近に取材
している」と反論するなど応戦している。
■「都政をどうするか語って」
「メディア戦略と、勝手な解説をされたようですが、都議会開催日に都議会の仲間にあいさつに行くのはそんなに不自然
ですか?」 蓮舫氏は30日、Xにこう投稿した。都議会定例会初日の29日、蓮舫氏は都議会を訪れて立民や共産党など
の都議に支援を要請したことに対して、田崎氏はテレビ番組で小池百合子都知事が3選出馬表明の可能性があったことに
触れ、「小池さんに注目が集まる日だった。それに対抗して蓮舫さんが動いた。メディア戦略だ」などと解説した。
蓮舫氏は都知事選出馬を巡って、政界の事情に精通するとされる田崎氏の言動を注視しているようだ。 田崎氏は27日の
テレビ番組で、蓮舫氏が同日行った出馬表明会見について「蓮舫さん、果たして何をやりたいんですか?都政に国政を持ち
込みたいんですか?と。じゃなくて、都政をどうするか、と語ってほしいわけです」などと指摘した。
蓮舫氏は、田崎氏のこの指摘を報じた記事を引用して「『都政をどうするか』を私の公約とともに日を改めて発表します。
その前に、いつでも取材を受けます。10年以上前は私の会館に来られて話を聞いておられましたが、最近では何も聞かず
番組で語られている姿、残念です」とXで反論した。
■「私の携帯に直接どうぞ」
それに対して、田崎氏は28日のテレビ番組で反論する。田崎氏は同日、蓮舫氏の参院議員会館の事務所に7回電話したが
対応がなかったことを明らかにして、「いつでも取材を受けるというなら、いつでも連絡できる態勢にしてください」
「側近に電話して取材した。蓮舫さんには取材していなくても、蓮舫さんの周りの方には取材している。取材していない
ように言われるのは心外」などと苦言を呈した。 蓮舫氏は28日、田崎氏の苦言を報じる記事を引用して、Xで「会館の
電話ではなく私の携帯に直接どうぞ」とやり返した。田崎氏は、蓮舫氏の事務所を訪れ、名刺を出して携帯電話を教える
よう頼んだが、当時秘書は教えてくれなかったという。 最終的に2人は連絡を取り合うことができたというが、立民の
中堅幹部は「投開票まで1カ月以上ある。注目を集めれば集めるほどいい。メディアジャックできればいい」と語る。
党関係者は「田崎さんは(立民内では)もともと与党寄りのスタンスとみられているから、蓮舫さんは面白くなかったの
ではないか」と推察した。

(5月31日)
立憲民主党の泉代表は31日の記者会見で、党の理念や政策を学ぶ「りっけん政治塾」を6月に開講すると発表した。
次期衆院選を見据え、国政選や地方選の候補者を発掘する狙いがある。
政治塾は7月まで週1回のペースで講義が行われ、党幹部らが講師を務める。対面とオンライン形式を併用する。受講は
無料で、6月10日まで塾生を募集する。